この記事では、「集会」と「総会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「集会」とは?
「集会」とは、何らかの目的があって、人を集めて行われる会合のことです。
その目的は様々ですが、呼び掛けを行う発起人が居て開催されると考えていいでしょう。
定期的に開催されるものも多く、「毎週金曜日の17時から、定例集会がある」のような使い方をされることも多い言葉です。
学校で「全校集会がある」と言われれば、全学年の生徒全てが集められると考えていいでしょう。
「総会」とは?
「総会」とは、全員が集まる「集会」という意味で使われる言葉です。
よって、先の全学年の生徒が集められる「集会」に、全ての教職員も加わった時には、この「総会」とも表現することができます。
全社の従業員を集めて行われるような場合が多く、「会員による総会」と言えば、その対象の会員だけが集められると考えていいでしょう。
ただし、必ずしも参加するべき全員が集まるとは限らず、止むを得ないような事情で来られないといった人が何人か居る場合も普通にあります。
「集会」と「総会」の違い
「集会」と「総会」の違いを、分かりやすく解説します。
「集会」は、人を集めて行われる会合で、何人が集められる、どのような目的で行われるといったことは開催によって様々です。
毎週定期的に、売上げの報告を行う為に行われる場合から、突然起こった何かの対策の為に、臨時で開かれるようなこともあります。
「総会」は、全員が集まるという意味のある「集会」のことで、こちらもその対象となる人や目的はその都度違いますが、「○○総会」と使われた時には、○○に該当する人全員が対象だと考えていいでしょう。
よって、「株主総会」は、その企業の株式を100株(1単位)以上保有している人全員が集まる「集会」です。
ただし、現実的にまず全員が集まることにはならず、この場合には、参加する資格がある(その対象である)といった解釈だと捉えてください。
他の場合にも、このような解釈で「総会」と使われることがままあります。
まとめ
「集会」と「総会」は、このような違いになります。
「集会」は、数人程度で行われることもあり、「町内会の集会」といったような使われ方もよく見聞きします。