「マクロ」と「ミクロ」の違いとは?分かりやすく解釈

「マクロ」と「ミクロ」の違い言葉・カタカナ語・言語

「マクロ」「ミクロ」は類似の意味を持っている混同しやすい言葉ですが、「マクロ」「ミクロ」の意味の違いを正しく理解できているでしょうか?

この記事では、「マクロ」「ミクロ」の違いを詳しく解説していきます。

「マクロ」とは?

「マクロ」とは?

「マクロ」とは、「大規模・大きな・巨視的(きょしてき)」「物事・対象を大きな視点(メタな枠組み)で統計的・客観的に取り扱うこと」を意味しています。

「マクロ」には、「国民所得・インフレ率・失業率・貿易・投資などの集計をもとにして、国家全体の経済活動を取り扱うマクロ経済学」の意味合いもあります。

「ミクロ」とは?

「ミクロ」とは?

「ミクロ」とは、「小規模(原義は100分の1)・小さな・微視的(びしてき)」「物事・対象を一つに絞り込んで細かく分析的・主体的に取り扱うこと」を意味しています。

「ミクロ」には、「経済活動の最小単位である家計・企業・市場を細かく数量的に分析して扱うミクロ経済学」の意味合いもあります。

「マクロ」と「ミクロ」の違い!

「マクロ」と「ミクロ」の違い!

「マクロ」「ミクロ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「マクロ」「ミクロ」のもっとも端的な違いは、近代経済学において「マクロ経済学(国家全体の経済を対象にする巨視経済学)」「ミクロ経済学(家計・企業・市場を対象にする微視経済学)」を表している違いになります。

「マクロ」という言葉は「大規模・大きな・巨視的」を意味していて、「物事・対象を大きな視点(メタ視点)で客観的に取り扱うさま」を示しています。

それに対して、「ミクロ」というのは「小規模・極小・微視的」を意味していて、「物事・対象を小さな視点(当事者目線)で細かく分析して扱う」という違いがあるのです。

まとめ

まとめ

「マクロ」「ミクロ」の意味の違いを分かりやすく解説してきましたが、いかがだったでしょうか? 「マクロ」の表現は「大規模・巨視的・メタ視点で客観的・マクロ経済学」を意味しています。

それに対して、「ミクロ」の表現は「小規模・微視的・当事者視点で細かく分析的・ミクロ経済学」を意味している違いがあります。

「マクロ」「ミクロ」の意味の違いを調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。