「運命」と「未来」の違いとは?分かりやすく解釈

「運命」と「未来」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「運命」「未来」の違いを分かりやすく説明していきます。

「運命」とは?

「運命」とは?

「運命」とは、意思とは無関係に訪れた現在の状態のことや、将来に巡ってくることに対して使われます。

何か悪いことがあった時に、「これも運命か」などと、まるでそうなることが分かっていたように用いることがありますが、そのような時には、自分の意思ではどうしようもなかったといった言い訳として使っていることがほとんどなのです。

ですが、この「運命」というものは、分からないからこそ、それと表現できる言葉です。

その為、何が起ころうと、それが「運命」だと言ってしまえば、そうなのかも知れません。

「未来」とは?

「未来」とは?

「未来」は、これから先の将来のことです。

基本的には分かるものではありませんが、「今のままでいけば、少し先の未来も明るいだろう」などと、ある程度の予想が付くこともあります。

将来という意味では、「運命」に近い言葉になりますが、そちらとすると、どうなったとしてもいくらで理由付けができるのに対し、こちらは、これからやってくる未知の将来そのままの意味で使う言葉です。

「運命」と「未来」の違い

「運命」と「未来」の違い

「運命」「未来」の違いを、分かりやすく解説します。

少し分かりにくいかも知れませんが、「運命」は、そのように定められていた現在、またはそのような将来という意味になり、「未来」は、未知の将来として使われる言葉です。

その為、先のことに対して、ある程度どうなるのかが分かっている時には「未来」と使い、どうなるか分からない、どうなったとしてもこれによって理由付けとなると考えて使う時には「運命」とするといいでしょう。

まとめ

まとめ

「運命」「未来」は、このように違います。

「未来の運命を占う」などと一緒にして使われることもあり、このような場合の「未来」は、ただ「将来」と解釈し、この先にどうなるのか占うと言っていると捉えてください。