この記事では、「決議」と「承認」の違いを分かりやすく説明していきます。
「決議」とは?
「決議」とは、名詞で意味は会議、大会などで、ある事、意見を決めることを言います。
またその決まった内容、意見のことでもあります。
「決議案」とは「決議」にかける議案という意味になります。
「決議文」とは「決議した事柄」を書いた文のことを言います。
「承認」とは?
「承認」とは名詞で、その事柄が正当であるという判断をすることを言います。
また相手の言い分を聞き入れるという意味もあります。
「理事会で承認されない限り、我々にはどうすることもできない」「大丈夫だとわかっているが、承認を待たねば使うことができない」「従うことを承認したのに、今になって聞いてないとは言わせない」などと使います。
「決議」と「承認」の違い!
「決議」と「承認」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉も国会などでよく使われる言葉ですので、ニュースなどで聞いたことがあるでしょう。
それぞれの言葉は違う意味で、共通点はありませんので、間違えないように使ってください。
まず「決議」ですが、これは会議、大会などにおいて、ある事柄、意見を「決める」ことを言います。
それで「決まった事柄、意見」そのものを表すこともあります。
分かりやすく言えば「話し合って決める、決まったこと」という風になります。
一方で「承認」ですが、これは「その事柄が正当かどうか判断する」「相手の言い分を聞き入れる」という意味になります。
「決議」も「承認」も話し合う、考える、決めるといったことをするわけですが、内容がまったく違うことを理解しておきましょう。
「決議はこれから決めること」「承認はすでにあることで、正しいか判断する」そのように覚えておきますと、混同することはなくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「決議」と「承認」二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらもよく使われる、聞く言葉ですので、意味を正しく理解しておきましょう。