「電気」と「電機」の違いとは?分かりやすく解釈

「電気」と「電機」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「電気」「電機」の違いを分かりやすく説明していきます。

「電気」とは?

「電気」とは?

「電気」とは、電流と電圧によるエネルギーのことです。

「まだ電気が通じていないので、テレビが映らない」といったような使い方をする場合が多く、そのような「電気」がないと動かない製品類は「電化製品」と表現されます。

「電気代」とすると、使った「電気」に対して支払うべき料金のことで、「電気自動車」は、ガソリンではなく、「電気」をエネルギーとして走る自動車です。

尚、電流と電圧は比例するという法則がある為、一般的な家庭用に供給される100Vの電圧の「電気」は、使用量はともかく、電流としてその範囲を超えることはありません。

つまり、電化製品類は、その「電気」で正常に動作するように設計する必要があるという訳です。

「電機」とは?

「電機」とは?

「電機」とは、電気によって動作する機械類のことです。

よって、先に挙げた「電化製品」と同じ意味になりますが、そちらは家庭やオフィスなどで使用する物に対して使われることが多い言葉で、この「電機」となると、主にもっと大掛かりな機械のことを指すと考えていいでしょう。

よって、業務用の大型の印刷機や、工場内の生産ラインになる機械などがそれに当たりますが、家庭用の各種の「電化製品」も含んでいる言葉です。

「電気」と「電機」の違い

「電気」と「電機」の違い

「電気」「電機」の違いを、分かりやすく解説します。

これらは、「電気」によって動作する機械が「電機」という関係になります。

「電気」をエネルギーとして動作する物であれば、それらは全て「電機」と表現することができ、その中でも家庭用などの比較的小さな物は「電化製品」と使う方が向いている表現です(「電機」でも間違いにはなりません)。

まとめ

まとめ

「電気」「電機」は、このような言葉です。

「電気」は、「電機」に必要なエネルギーで、これが供給されないことには、「電機」が動くことはありません。