街中で「リアカー」と「荷車」を見ることはあまりないのですが、違いはあるのでしょうか。
ぞれぞれの概要についても紹介します。
「リアカー」とは?
「リアカー」の意味と概要について紹介します。
意味
「リアカー」とは、「リヤカー」とも呼ばれる「車体が鉄パイプでできている、2輪の台車のこと」です。
人が引いたり、自転車に後ろにつないだりして大きな荷物や数多くの荷物を運搬する時に使います。
概要
「リヤカー」は“rear car”という和製英語で、“rear”は「後部」という意味です。
車体は鉄でできていて、荷台は板底になっており、車輪はゴム製タイヤです。
荷台に枠がついて箱型になっているので、大八車と違い荷崩れがしにくい構造です。
「荷車」とは?
「荷車」の意味と概要について紹介します。
意味
「荷車」とは、「車輪がついた荷物輸送の道具のこと」です。
一般的には2輪ですが、大型のものは4輪のこともあり、中には1輪のものもあります。
人が引いたり、牛や馬に引かせたりして、大きな荷物や重い荷物を運ぶ時に使います。
概要
「荷車」は「荷物を載せて運ぶ台車のこと」を表します。
1輪は「猫車」とも呼ばれ、人が押して動かし、2輪・4輪は人や動物が引いて動かします。
一般的に木製で、農作業などに使われています。
「リアカー」と「荷車」の違い!
「リアカー」と「荷車」の違いは、タイヤの構造と言って良いでしょう。
「リアカー」はゴムタイヤが付いていて、空気が入っていることから、荷物を載せて自転車などで軽々と荷物を運搬できます。
「荷車」は鉄の車輪で、動かすと大きな音がします。
また、「リアカー」は人や自転車で引くことが多く、「荷車」は人や動物に引くことが多くというのも違う点です。
まとめ
「リアカー」と「荷車」は、似ている様で使い方が違います。
農家で見かけることがあったらどちらなのか観察してみましょう。