この記事では、「住居」と「住宅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「住居」とは?
「住居」とは、名詞で、意味は家のことや、家のある場所、そこに住むことを意味しています。
「先月、実家近くに住居を移した」「現在の住居はそこじゃない」などと使います。
「住宅」とは?
「住宅」とは、人が住む家という意味があります。
「住宅地」とは家を建てて住む土地のことで「住宅街」とは人が住んでいる街のことです。
よく使われる言葉では「住宅手当」「住宅ローン」などがあります。
「住宅手当」は、住宅費(家賃)に関して、支給される手当のことを言います。
全額出る、何割か出るなど、手当の額は会社などによって違いがあります。
「住宅ローン」は、「住宅」に関する土地や住宅の取得、住宅の建設の為、土地、住宅を抵当としてお金を借りることを言います。
「住居」と「住宅」の違い!
「住居」と「住宅」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉も「人が住まう家」という意味が共通となります。
ただ使い分けをするならば、「住居」とはすでに住んでいる、住むといった意味で使います。
自分の家のことならば「ここが私の住居です」という風に言います。
「ここが私の住宅です」とはあまり言わないのではないでしょうか。
一方で、「住宅」とは自分のことだけでなく「人の住む家」という広い意味合いで使います。
「彼の新居は、注文住宅なので、満足度が高いだろう」「ここは最近、若い夫婦に人気の住宅街です」「君の会社は住宅手当がないとはかわいそうだ」などなど、自分の家というよりは他人の家、人間が住む家といった言い方をする時に使うことが多いのです。
簡単に覚えるならば、「住居」はそこに住んでいる、「住宅」は人が住む家という風にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「住居」と「住宅」二つの言葉の意味と違いを説明しました。
意味合い的にどちらを使っても間違いではなく、通じることは通じます。
ですが、微妙な違いがありますので使い分け方を覚えておいてください。