この記事では、「記入」と「記載」の違いを分かりやすく説明していきます。
「記入」とは?
「記入(きにゅう)」という言葉は、「所定の場所・決まった用紙に文字・数字などを書き入れること」を意味しています。
「記入」というのは「アンケート用紙・申請用紙・申込み用紙」などの所定の用紙・場所に、「文字・数字・記号」などを書き入れることを意味している表現なのです。
「記入」には、「文字以外の数字なども含まれる」や「所定の用紙・場所に書き入れる」といった意味合いがあります。
「記載」とは?
「記載(きさい)」という表現は、「書類・書物などに文字を書いて載せること」や「不特定多数が読む可能性のある本・メディア・書類などに文章を書き写して載せること」を意味しています。
「記載」というのは「本(書物)・書類・新聞・雑誌・ウェブメディア・SNS」などに、意味のある文字・文章を書いて載せることを意味している言葉なのです。
例えば、「書籍に記載されている内容に誤りがありました」や「SNSに謝罪文を記載してください」などの例文で使用することができます。
「記入」と「記載」の違い!
「記入」と「記載」の違いを、分かりやすく解説します。
「記入」も「記載」も「文字を書くこと」という意味は共通しています。
「記入」という言葉は、「所定の決まった用紙・場所に文字や数字などを書き入れること」を意味していて、不特定多数に見せることを前提にしていません。
一方で「記載」という表現は、「書物・書類などに文字(文章)を書いて載せること」を意味していて、不特定多数に見せることを前提にしている違いを指摘できます。
また「記入」は「文字以外の数字・記号・レ点なども含めて書き入れること」を意味していますが、「記載」は「文字(文章)だけを書いて載せること」を意味している違いもあります。
「記入」は「アンケート用紙・行政の申請用紙・マークシート用紙」などに対して行われますが、「記載」は「書類・書物(本)・新聞や雑誌・ウェブサイト(ブログ・SNS)」などに対して行われる違いもあるのです。
まとめ
「記入」と「記載」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「記入」という言葉は「所定の場所・用紙に文字・数字などを書き入れること」を意味していますが、「記載」は「(不特定多数・誰かに読ませることを前提にして)書類・書物などに文字を書いて載せること」を意味しています。
「記入」と「記載」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。