この記事では、「ラグる」と「バグる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラグる」とは?
「ラグる」とは、主にゲームのプレイ中に「ラグ」と呼ばれる現象が発生することです。
この「ラグ」とは、一時的に画面の動きが止まってしまう現象で、キャラクターなどが画面に多くなった時は、通信障害によって起こる場合があります。
悪い時にはコマ送りのようになってしまい、全くゲームにならない場合もあるほどで、PCのゲームで、そのゲームのプレイにマシンスペックが足りていない時や、オンラインゲームで通信状態が悪いと、それらが原因で起こってしまいます。
「バグる」とは?
「バグる」は、そのゲームのプレイや作業が正常に行えなくなる現象を指して使われています。
見た目からおかしくなった時、またはそれには現れないものの、内部的な計算などがおかしいという時にも用いられる表現で、「画面がバグった」とすると前者の解釈となり、「何故か計算が合わない。
バグってるのか?」のような使い方が後者に当たります。
あくまで一時的なもので、その後に正常な状態に復帰することもありますが、そのままゲームを一度落としたり、作業をやり直さなければいけない場合も多く、特に原因が分からない時に用いられる表現となっています(原因が分かっている場合には、この「バグる」とは使いません)。
「ラグる」と「バグる」の違い
「ラグる」と「バグる」の違いを、分かりやすく解説します。
「ラグる」は、スムーズに動くものが、一時的に止まる、動くといった繰り返しになることの表現とし使われることが多いですが、「一瞬だけラグった」のようにすると、いつもではなく、たまにそれが起こるという意味になります。
「バグる」は、予期しないトラブルのことになり、画面がおかしくなった時によく用いられますが、内部的なものに対して使っても構いません。
尚、その原因が分からないという意味も含んでおり、この「バグ」は、英語で小さい虫を指す“bug”からきています。
つまり、そういった(架空の)虫が中に存在し、悪さをしているという比喩表現となっています。
まとめ
「ラグる」と「バグる」は、このように違います。
人気のネットゲームでは、「ラグる」ことは避けられないと言っていいかも知れません。
それは、自分の環境に何の問題もない場合でも、多人数がログインした為にサーバ側が圧迫されることも原因になる場合があるからです。