この記事では、「オリンピック」と「パラリンピック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オリンピック」とは?
「オリンピック」は、ご存知のように、スポーツの世界的な祭典(大会)です。
この中で行われる種目に関しては、ここで勝った選手がその時点での「世界一」だと考えていいでしょう。
日本語では「五輪」と表記され、「夏季五輪」と「冬季五輪」に分かれており、それぞれ原則的に4年に一度の開催で、交互に2年おきに行われています。
開催国(都市)は毎回異なり、公募によってIOC(国際オリンピック委員会)が決定します。
日本では、かつて東京、札幌、長野で3回開催されており、そのうち札幌と長野は「冬季五輪」です。
2020年には、東京での二度目になる夏季五輪が開催予定でしたが、世界的な感染症の流行から、翌年の2021年に延期となりました。
その為、その次に決定しているフランスのパリでの開催までは3年という間隔になります。
「パラリンピック」とは?
「パラリンピック」とは、「もう1つのオリンピック」という意味になる、こちらもスポーツの世界的な祭典です。
身体的に何らかの障害を抱えている選手が対象になり、精神的な障害は対象外となっています。
「オリンピック」の開催の後に同じ都市で開催され、「夏季五輪」、「冬季五輪」ともに、この「パラリンピック」もセットになっています。
障害の程度によって公平に勝負が成り立つように調整される為、それが比較的低い選手が有利という訳でもなく、こちらでも白熱した各種の勝負が行われます。
「オリンピック」と「パラリンピック」の違い
「オリンピック」と「パラリンピック」の違いを、分かりやすく解説します。
「オリンピック」は、健常者が参加する世界的なスポーツの祭典で、「パラリンピック」は、障害を抱えている選手のそれになる大会です。
これらはセットになっている為、2021年開催予定の東京(日本)での夏季五輪の後には、パラリンピックも同じく東京にて行われます。
まとめ
「オリンピック」と「パラリンピック」は、このような関係です。
各種目における世界一を決める舞台だと表現できますが、競技別の世界選手権とはまた違い、「平和の祭典」とも表現される大会です。