この記事では、タロットカードの「リバース」と「逆位置」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リバース」とは?
タロットカードにおいて、「リバース」とは、カードの上下が逆で占いに利用される場合を表します。
このカードは、元はトランプのような遊戯用のカードですが、日本では占いに利用されることが多く、その場合の解釈になります。
このタロットカードは、22種類の大アルカナと56種類の小アルカナで構成されており、本格的な占いには全てを利用しますが、22種類の大アルカナだけで占うことも多く、その22種類のカードにそれぞれの意味があると共に、「リバース」で引かれた場合には、多くの場合で上下が正しい「正位置」の解釈の逆の意味になります。
「逆位置」とは?
「逆位置」は、「正位置」に対して上下が逆だという意味になる為、先の「リバース」と同じです。
つまり、これらはどちらを使っても構いません。
「正位置」は、別の表現では「アップライト」となり、「正位置」と「逆位置」、「アップライト」と「リーバス」で、それぞれ対になる言葉です。
尚、この「逆位置」という表現だと、それだけで(「逆」と付くだけに)悪い解釈だと想像してしまう懸念がある為、「正位置」と「リバース」といった組み合わせで使われることも多々あります。
「リバース」と「逆位置」の違い
「リバース」と「逆位置」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは意味としては一緒なので、どちらを使っても構いませんが、先のように、それだけで悪い意味だと思われないように、「リバース」と使うことが多くなっています。
尚、「正位置」では悪い意味になってしまう「死神」のカードも、「リバース」(逆位置)では反対にいい解釈になるように、タロットカードでは、このカードの上下が大きく意味に影響してきます。
ですが、中には「塔」のように、どちらの位置でも同じ意味になるカードも存在します。
まとめ
「リバース」と「逆位置」は、このような関係です。
どちらを使っても意味は変わりませんが、「リバースの太陽」のように、どちらかと言えば「リバース」と使われる機会が多いでしょう。