この記事では、「雪駄」と「草履」の違いを分かりやすく説明していきます。
「雪駄」とは?
「雪駄」(せった)とは、後述する「草履」に少し手が加えられたもので、長距離の歩行や天候による変化にも対応できるように改良されています。
地面に着く裏面に革が張られており、踵の部分が堅く作られている点がそれとの主な違いになります。
その「草履」は、濡れた路面を歩くのには向いていませんが、この「雪駄」であれば、多少の悪路でもそのまま歩けるのが特徴です。
名前の「雪駄」も、雪の上でも歩けるという意味から付いたものだと言われています。
「草履」とは?
「草履」(ぞうり)は、合皮や畳生地を使って作られる履物で、ゴムやビニール、エナメル製のものも存在します。
近所に出掛ける程度の用途に利用される為、簡易的な作りになっているのに対し、裏面に革を貼り、踵部分も強化したものが「雪駄」です。
先の「雪駄」は、枠組みとしてこの「草履」の一種に入る為、そちらを「草履」と呼んでも間違いではありませんが、遭えて「雪駄」と分けて呼ぶことで、多少の遠出は問題ないなどといったそちらの特徴を強調することができます。
「雪駄」と「草履」の違い
「雪駄」と「草履」の違いを、分かりやすく解説します。
「雪駄」は、「草履」を改良したもので、裏面から水が染み込まないよう加工がされているものです。
踵部分には金属が付けているものも多く、それをカチャカチャと鳴らして歩いていた場合には、こちらだとすぐに分かります。
このような違いがある為、「雪駄」の方が上位品となり、大相撲の力士は三段目の番付まで昇進すると、この「雪駄」を履くことができます(それより下の番付では、履いてはいけないという決まりがあります)。
これは、堂々と音を鳴らして歩くことができるのは、力士として1つの通過点となる三段目になってからだという解釈からだと言われています。
まとめ
「雪駄」と「草履」は、このように異なります。
共に和服に合う履物で、「草履」が洋風になったものが「サンダル」だと考えると分かりやすいかも知れません。