「近所」と「お隣さん」の違いを分かりやすく解釈

「近所」と「お隣さん」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「近所」「お隣さん」の違いを分かりやすく説明していきます。

「近所」とは?

「近所」の意味と使い方について紹介します。

「近所」の意味

「近所」「きんじょ」と読みます。

意味は「ある場所からあまり離れていないところ」「近くの家のこと」です。

「近所」の使い方

「近所」は、ある場所から離れておらず、すぐに行けるような範囲を表します。

また、そこから転じて自宅からすぐに行ける様な範囲にある家のことを表すこともあります。

「ご近所」「ご近所さん」など、「ご」が付く場合は、「近くの家に住んでいる人」に対して使われます。

大体徒歩で2分~3分で、普段着で出かけられる範囲で、その周辺の住宅に住んでいる人達と面識があるという意味です。

また、「隣の家の住人」も含めて言い表す時には「隣近所」と言います。

「お隣さん」とは?

「お隣さん」の意味と使い方について紹介します。

「お隣さん」の意味

「お隣さん」「おとなりさん」と読みます。

意味は「左右横の家に住んでいる人のこと」です。

「お隣さん」の使い方

「お隣さん」は、自分が住んでいる家の右又は左の家や部屋に住んでいる人のことを言います。

昔は長屋という、一つの建物に部屋が連なって並んでいて、左右の家とは壁一枚で隣接していて、物音が聞こえたり、醤油の貸し借りなどを行っていて、その様な関係を「お隣さん」と言ったのです。

現在でもアパートやマンションなどでは、壁の向こうはすぐに人の部屋になっています。

最近では「お隣さん」の顔を知らないという人も増えていますが、昔は何かあった時にすぐに声を掛けられる存在でした。

因みに、前の家に住んでいる人は「お向いさん」と言います。

「近所」と「お隣さん」の違い!

「近所」「自宅からすぐに行ける範囲にある家のこと」です。

「お隣さん」「自宅の左右の家に住んでいる人のこと」です。

まとめ

今回は「近所」「お隣さん」の違いをお伝えしました。

「近所は遠くない範囲の家」「お隣さんは左右の家」と覚えておきましょう。