みなさんは「小論文」と「レポート」というものがどのようなものかご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「小論文」と「レポート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「小論文」とは?
「小論文」は「しょうろんぶん」という読み方になります。
この「小論文」とは「与えられたテーマに対して、自分の意見とその理由を論述するもの」「問われていることに対して自分の考えた意見を述べて理由・論拠を筋道立てて説明して相手を説得する文章のこと」を指しています。
「レポート」とは?
「レポート」は英語で「report」と書きます。
この「レポート」とは「問題を提起してその問題に対して自分の考えを客観的かつ論理的に説明した学術的な文章のこと」を指しています。
「レポート」では、調査で得られた事実や根拠を示して、自分の考えを形式に則って書きますので、。
自分の思いを1人よがりで書くことは避ける必要があるのです。
「小論文」と「レポート」の違い
では、ここで「小論文」と「レポート」の意味の違いを見ていくことにいたしましょう。
具体的にはどのような相違点が挙げられるでしょうか?「小論文」は「与えられたテーマに対して、自分の意見とその理由を論述するもの」あるいは「問われていることに対して自分の考えた意見を述べて論拠を筋道立てて説明して相手を説得する文章のこと」を指しています。
一方の「レポート」は「問題を提起してその問題に対して自分の考えを客観的かつ論理的に説明した学術的な文章」となります。
ここで違いを見て行くと、「レポート」では求められることに対しての報告することものです。
そのために、書く人の意見を含くことがありません。
一方の「 小論文」は、論文の形態を取っていることからも書く人の主張が含まれるのです。
但し、「レポート」「小論文」ともにテーマがあるために、そのテーマを説明することは同じと言ってもいいでしょう。
「小論文」の例文
ここで「小論文」の例文を見て行くことにいたしましょう。
この言葉の使い方としては以下のようなものが挙げられます。
・『小論文は結論が明解なことや論理的な構成などが求められますが、表現の美しさ・余韻などを盛り込む必要はありません』
・『大学入試では小論文問題もあるのですが、私が最も苦手としている分野なので、どう対処すればいいのか分かりません』
「レポート」の例文
続いて「レポート」の例文を見て行くことにいたしましょう。
この言葉の使い方としては以下のような文章が開けられます。
・『レポートでは。提起した問題に取り組むために文献を調べたり過去の事例や研究を調べたりして、実地調査実験も行ってデータを集めたりする必要があるのです』
・『彼のレポートは非常に分かりやすくまとめられている』
まとめ
ここまで「小論文」と「レポート」の意味と違いを説明してきました。
これらの言葉はビジネスでもよく使われているので、しっかりと確認をしておきましょう。
