「常勤」と「非常勤」の違いとは?分かりやすく解釈

「常勤」と「非常勤」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「常勤」「非常勤」の違いを分かりやすく説明していきます。

「常勤」とは?

「常勤」とは?

そのときそのときに応じてではなく、基本的には毎日定められた時間の勤務をすることです。

正社員として会社に雇われている人は、毎日何時から何時まで働くと決められています。

たとえば、9時から17時までなどです。

そして、1週間のうち何日間勤務するとも決められています。

ある会社では、正社員は月曜から金曜までの9時から17時まで働くと決められていたとします。

この通りに毎日勤務をすることが、この言葉が意味するものです。

勤め先によって1週間のうち何日間出勤をするのか、働く時間は何時から何時までなのかは異なります。

会社によっては週に3~4日だけ働けばよいというところもあれば、5日働くというところもあります。

勤務時間もさまざまで、8時ころから働きだすところもあれば、24時ころに働いているところもあります。

「常勤」の使い方

勤務の仕方について使用をします。

そのときそのときではなく、毎日定められた時間に勤務することをいいます。

「非常勤」とは?

「非常勤」とは?

毎日定められた時間、勤務をするのではなく、時間や日数を限って勤務をすることです。

保育士で説明をします。

ある保育園に勤める保育士は、月曜から金曜日まで7時30分から18時30分まで働きます。

毎日決められた時間、勤務をするのです。

この場合は、この言葉が指すものではありません。

同じ保育園には、1週間のうち2日だけ働く人がいます。

毎日決められた時間に勤務をするのではなく、そのときそのときにあわせて働いています。

この働き方が、この言葉が意味するものです。

教師でもこのような働き方をする人がいます。

一般的な学校は月曜日から金曜日まであります。

生徒が学校に通うのと同じ時間に仕事に出て働く教師は、この言葉が意味するものではありません。

ときどきやってくる教師がこの言葉が意味するものです。

週に何日間仕事にでるのか、何時から何時まで働くのかなどは勤め先によって異なります。

「非常勤」の使い方

定められた時間に毎日勤務をするのではなく、時間や日数を限って働くことを指して使用する言葉です。

「常勤」と「非常勤」の違い

「常勤」と「非常勤」の違い

働き方という点では似ている2つの言葉ですが、意味は異なります。

前者は、決められた時間に毎日働くことです。

後者は一定に定めれておらず、そのときそのときに応じて働くことです。

「常勤」の例文

「常勤」の例文

・『常勤をしている』
・『常勤してくれる人を探している』
・『常勤の講師を雇う』
・『2名が常勤している』

「非常勤」の例文

「非常勤」の例文

・『非常勤の保育士を探している』
・『非常勤で雇う』
・『非常勤で勤めている』
・『非常勤の塾講師』

まとめ

まとめ

2つの言葉は働き方を意味しているのですが、働き方に違いがあります。

一方は定められた時間働く方法、もう一方は働く時間が一定に定められていない働き方です。