「池」と「湖」の違いとは?分かりやすく解釈

「池」と「湖」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「池」「湖」の違いを分かりやすく説明していきます。

「池」とは?

「池」とは?

「池」とは、陸地内に水が常時溜まっている場所の中で、水深が概ね5メートル未満のものに対してよく使われます。

広さについての定義は特にありませんが、以下に挙げる「湖」より規模が小さいものに対して使われます。

ですが、この「池」と名前が付いているのに面積が25平方キロメートル以上あるものも存在し、「湖」なのに、これが1平方キロメートルもないものがあるといったように、広さについてはあくまで目安になります。

「湖」とは?

「湖」とは?

「湖」は、一般的に深さが5メートルを越えていて、先の「池」より広いものが対象になる言葉ですが、実際には、「○○湖」と名前が付いていれば、この「湖」になり、「○○池」であれば、「池」と判断するのが正解です。

よって、どちらか分からない場所に対して、見た目にいかにも広ければ、「ここは湖?」と使うように、固有名詞としての「池」「湖」以外の場合、これらは感覚的な問題から使われることが多くなっています。

「池」と「湖」の違い

「池」と「湖」の違い

「池」「湖」の違いを、分かりやすく解説します。

「池」のスケールが大きくなったものが「湖」という「表現」だと考えて間違いはありません。

ですが、「湖」と名前付くものより大きな「池」も中には存在する為、正確な区分は存在しません。

前述したように、水深で分けるという考え方だと、広くても浅ければ「池」と呼べることになりますが、上で25平方キロメートルもあると書いた池は、水深も約35メートルです。

その為、固有名詞として「○○池」なら「池」のように正確に判断する場合と、感覚的に「これは池だろう」などと使う場合で、これらの言葉が表す意味合いが変わってきます(正確な表現が、感覚的なものかです)。

まとめ

まとめ

「池」「湖」は、このように違います。

「池」は、雨が降った後のちょっとした水溜りに対しても使われることもありますが、「湖」の方は、そのような使い方はまずしない言葉です。

この点も、言葉の性質としての違いになります。