「来社」と「出社」の違いとは?分かりやすく解釈

「来社」と「出社」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「来社」「出社」の違いを分かりやすく説明していきます。

「来社」とは?

「来社」とは?

「来社」とは、会社にやって来るという意味になります。

つまりその会社の人ではないお客、目上の人に対して使う言葉です。

その会社に勤めている人には使わない言葉だと覚えておきましょう。

「今日は、昼から取引先の〇〇さんが来社予定」「わざわざ来社していただきありがとうございました」などと使います。

「出社」とは?

「出社」とは?

「出社」とは、会社へ働きに行くこと、出勤という意味になります。

ちなみに反対語は「退社」ですが、これは仕事を終えて引き上げるという意味と、その会社を辞めるという意味の二通りあります。

「出社」とは自分が勤めている会社に対して使う言葉です。

つまりよその会社、お店を訪問する時は使いません。

「明日の出張は急きょなしになりました。

いつも通りに出社してください」
「出社したくないと夫が言い出した」などと使います。

「来社」と「出社」の違い!

「来社」と「出社」の違い!

「来社」「出社」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉はどちらも「会社へ行く」という意味合いでは同じです。

ですが、言葉の意味、使い方が違いますので混同しないように気をつけてください。

まず「来社」ですが、これは自分に使う言葉ではありません。

目上の人、お客様が会社に来てくれることを意味しています。

また自分がよその会社に出向く時に使っていいかと言いますと、使いません。

一方の「出社」ですが、これは「出勤」という意味になります。

つまり誰かが会社に行くこと、自分のこと、どちらにも使えます。

「彼はひどい風邪だと聞いたが、今日は出社していた」「早めに出社したが、まだ誰も来ていなかった」などと使います。

使い分け方として「来社はお客が我が社に来ること」「出社は出勤すること」と覚えておきますとわかりやすいでしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「来社」「出社」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも会社へ行くという意味合いを持っていますが、使い方が違いますので意味を正しく理解し使ってください。