「公設消火栓」と「私設消火栓」の違いとは?分かりやすく解釈

「公設消火栓」と「私設消火栓」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「公設消火栓」「私設消火栓」の違いを分かりやすく説明していきます。

「公設消火栓」とは?

「公設消火栓」とは?

「公設消火栓(こうせつしょうかせん)」とは、「地方自治体などの行政機関によって、公的に設置された消火用の水を水道管から取り出すための水道栓・口」のことを意味しています。

「公設消火栓」は、火事が起きた時には誰が使っても良い消防目的の公共インフラであり、消防活動に都合の良い地点に「約100~200メートルおき」に設置されています。

「公設消火栓」「防火水槽」と並んで、近代の都市・町村を火事から守るための重要な「人工水利」として活用されています。

「私設消火栓」とは?

「私設消火栓」とは?

「私設消火栓(しせつしょうかせん)」とは、「私人(個人・企業)によって、私有地に設置された消火用の水を水道管から取り出すための給水栓・口」のことを意味しています。

「私設消火栓」は、私有地である土地・建物などを管理する私人によって設置された消火栓なので、「私設消火栓」を使用する際には管理者の許可が必要になります。

「公設消火栓」と「私設消火栓」の違い!

「公設消火栓」と「私設消火栓」の違い!

「公設消火栓」「私設消火栓」の違いを、分かりやすく解説します。

「公設消火栓」「私設消火栓」「火事が起きた時に消火用の水を水道管から供給するための給水口」を意味している点では同じですが、それぞれの消火栓を設置している主体が違います。

「公設消火栓」「自治体などの行政機関によって公的に設置された消火用の水道栓」を意味していて、「私設消火栓」「私人(個人・私企業)によって私有地に設置された消火用の水道栓」を意味している違いがあります。

「公設消火栓」「消防活動に便利な地点に100~200メートルおきに設置」されていて誰でも使えますが、「私設消火栓」「私有地に設置」されていて使用には管理者の許可が必要です。

まとめ

まとめ

「公設消火栓」「私設消火栓」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「公設消火栓」とは「行政機関によって公的に設置された消火用の水を水道管から取り出すための水道栓」を意味していて、「私設消火栓」「私人(個人・企業)によって私有地に設置された消火用の水を水道管から取り出すための給水栓」を意味している違いがあります。

「公設消火栓」「私設消火栓」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。