「腹水」と「脂肪」の違いを分かりやすく解釈

「腹水」と「脂肪」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「腹水」「脂肪」の違いを分かりやすく説明していきます。

「腹水」とは?

「腹水」とは、腹腔内に、液体がたくさん溜まった状態を言います。

またその液体のことでもあります。

「腹水」が溜まりますとお腹が出て見た目にもわかります。

肝硬変、心不全、癌といった病気に見られる症状です。

「腹水」を抜くことは可能ですが、それに伴うリスクがありますので、必ずしも抜くという選択肢にはなりません。

「腹水」による苦しさは一時的に解消されますが、また溜まったり、「腹水」にはたんぱく質が含まれていますので「腹水」を抜くことで体内のたんぱく質を失ってしまうといったことがあります。

「脂肪」とは?

「脂肪」とは、常温で固体で生物体に含まれるものです。

動物においては、皮下、筋肉、肝臓に貯蔵されています。

「脂肪」はエネルギー源になるものですが、溜まりすぎますと、いわゆる「肥満」「太っている」という状態になります。

また太っていなくてもほっそり見せたい、痩せたいという人は「脂肪」を減らそうとします。

これは何のことかと言いますと「ダイエット」のことです。

本来の「ダイエット」とは体重を減らすことではなく、体の「脂肪」を減らすことです。

とはいえ、やみくもに減らすのは体にとっていいことではありません。

適度な「脂肪」は必要なものです。

「腹水」と「脂肪」の違い!

「腹水」「脂肪」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも体内に溜まるものという共通点はあります。

「腹水」とはお腹に溜まる液体のことですが、これは健康な人にはないことです。

肝硬変、心不全、癌などの病気に見られる症状です。

一方の「脂肪」ですが、これは誰にでもあるものです。

皮下、筋肉、肝臓などに貯蔵されて、エネルギー源として使われるものですが、これが多過ぎますと肥満となり体に良くありません。

また、減らし過ぎることも健康を損なうことになります。

適度な「脂肪」は必要と覚えておきましょう。

まとめますと「腹水はお腹に大量に液体が溜まること、病気に見られる症状」「脂肪は常温で固体、生物体に含まれるもの、エネルギー源であり適度な量は必要」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「腹水」「脂肪」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を理解して使ってください。