この記事では、「言霊」と「引き寄せ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「言霊」とは?
「言霊」の意味と使い方について紹介します。
「言霊」の意味
「言霊」は「ことだま」と読みます。
意味は「古代の日本で、言葉に不思議な力が宿り、口に出して言うと現実になると信じられていたこと」という意味です。
「言霊」の使い方
「言霊」は、古くから日本で信じられてきた思想で、言葉に霊的な力が宿ることを言います。
人は思ったことを声に出すと、現実の世界に何らかの影響を与えるという考え方で、ポジティブな言葉を発すれば良いことが起こり、ネガティブな言葉を発すれば悪いことが起きるとされています。
一般的に、言葉や音には独特の波長があり、悪霊を追い払う力があるとされていました。
その為に祭礼や儀式などでは、拍手や笛、太鼓などで音を出して場を清めていたのです。
この流れから、言葉にも霊的なものが宿るとされ、呪文や詔として独特な抑揚で発せられる様になったのです。
「引き寄せ」とは?
「引き寄せ」の意味と使い方について紹介します。
「引き寄せ」の意味
「引き寄せ」の意味は「引っ張って近くまで移動させること」「そのものがある方へ行く様にすること」になります。
「引き寄せ」の使い方
「引き寄せ」は動詞「引き寄せる」が名詞化した言葉です。
一般的には「引き寄せの法則」として使われることが多く、自分の思考や行動を変えることにより、良いことが起きる様にすることを言います。
アメリカのナポレオン・ヒルという著作者の「注意や意識、エネルギーを傾ければ、波動が共鳴して、同じ波動を持つ出来事が起きる」という考え方によるものです。
自分自身がポジティブになれば、ポジティブな出来事が起こり、ネガティブになれば、ネガティブな出来事が起きるとされています。
「言霊」と「引き寄せ」の違い!
「言霊」は「言葉に霊が宿り、言ったことが現実化すること」です。
「引き寄せ」は「思考や行動に影響されて、同じ波動を持つ出来事が起きること」です。
まとめ
今回は「言霊」と「引き寄せ」の違いをお伝えしました。
「言霊は言葉が現実化すること」、「引き寄せは自分の思考や行動と同じ様なことが起きること」と覚えておきましょう。