「口喧嘩」と「討論」の違いを分かりやすく解釈

「口喧嘩」と「討論」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「口喧嘩」「討論」の違いを分かりやすく説明していきます。

「口喧嘩」とは?

「口喧嘩」とは、言い争うことで。

相手に暴言を吐くことです。

ですが、殴ったり、蹴ったりといったように腕力は使いません。

だからと言って、通常の「喧嘩」より柔らかいものなのかと言えばそうではなく、言葉の暴力といったように相手の心をひどく傷つけることもあります。

「口喧嘩」で離婚、絶縁になったりということも往々にしてあります。

「自分では口喧嘩のつもりだったが、離婚されてしまった」「たわいない口喧嘩と思っていたのは、君だけで相手はとても恨んでいるようだ」などと、使います。

「討論」とは?

「討論」とは、ある問題について、それぞれが自分の意見を述べ合うことを言います。

英語の「ディカッション」と同じ意味となります。

お互いに意見を言うわけですから、意見が対立することもあります。

そのような場合は「討論を戦わせる」と表現します。

「自由に討論してください」「討論会に誘われた」「環境問題について討論する」などと、使います。

「口喧嘩」と「討論」の違い!

「口喧嘩」「討論」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも自分の思っていること、意見を言うという意味合いでは同じですが、「口喧嘩」とは、争いの一つです。

冷静な「口喧嘩」、激しい「口喧嘩」と程度は様々ありますが、相手が嫌い、気に入らないことがある、納得できないなど、ネガティブな状態にあります。

一方の「討論」とはある問題について話し合うといったことです。

もちろん、意見が対立すれば、雰囲気が悪くなることはあるかもしれません。

ですが「口喧嘩」との違いは、話し合う内容が最初から決まっていることです。

「討論」とは、感情のもつれ、爆発といったことで意見を言うことではありません。

簡単にまとめますと「口喧嘩は、言葉による争い」「討論はある問題について意見を述べ合う」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「口喧嘩」「討論」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「討論」が熱くなりますと「口喧嘩」のような状態に見えることもあります。

ですが、それぞれの意味が違いますので使い分けるようにしてください。