「貴重」と「重宝」の違いとは?分かりやすく解釈

「貴重」と「重宝」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「貴重」「重宝」の違いを分かりやすく説明していきます。

「貴重」とは?

「貴重」とは?

「貴重」とは、非常に価値があるもの、とても大切なもの、という意味があります。

「貴重品」とは、非常に価値がある品物という意味になりますが、一般的には身に着けているもの、手荷物のことを言うことが多いのです。

「この宝石は今では珍しくてとても貴重なものです」「貴重な資料なのでいつもは、資料室に管理してあります」「パワハラ上司は、貴重な人材を失っていることに気づいていない」などと使います。

「重宝」とは?

「重宝」とは?

「重宝」とは「ちょうほう」と読みます。

意味は便利でよく使う、役立つ、大切にする、大切な宝物といったように複数の意味合いがあります。

大切な宝物といった意味合いで使うことは今は少ない印象です。

どちらかと言えば、便利でよく使っている、役立っているという意味で使うことが多いでしょう。

「これは100円ショップで何気なく買ったのだけど、重宝している」「ビニール手袋は何かと重宝している」などと使います。

「貴重」と「重宝」の違い!

「貴重」と「重宝」の違い!

「貴重」「重宝」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は「大切なもの」といった意味合いは共通しています。

ですが、それ以外は別の意味を持っていますので、使い分ける必要があります。

まず「貴重」ですがこれは非常に価値があること、極めて大切である時に使います。

他に代りがないような、そのようなことに使うと覚えておきますといいでしょう。

一方の「重宝」ですが、これは便利でよく使う、何かと役に立つという意味になります。

まとめますと「貴重は非常に価値がある」「重宝はとても便利、役立つ」ということになります。

意味が違いますので例えば「貴重なレシピブックで大変重宝している」といったように一つの文章に「貴重」「重宝」が使われることもあるわけです。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「貴重」「重宝」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味、違いを理解して、使い分けていきましょう。