「倫理」と「哲学」の違いとは?分かりやすく解釈

「倫理」と「哲学」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「倫理」「哲学」の違いを分かりやすく説明していきます。

「倫理」とは?

「倫理」とは?

「倫理」とは、人として守るべき道、道徳といった意味があります。

また「倫理学」の略でもあります。

「倫理学」とは道徳、倫理の起源や発達、本質などを研究対象とする学問のことを言います。

「倫理的にそれは許されることではない」「あの人には倫理というものがない」などと使います。

「哲学」とは?

「哲学」とは?

「哲学」とは、世界、人間について、知恵や原理を探究する学問という意味があります。

また、自分が経験したことから得られた基本的な考えという意味もあります。

その人の人生観、強いこだわりなどを言います。

前者、後者、どちらの「哲学」なのかは前後にある言葉で判断するようにしましょう。

「こんな不器用なやり方、今どきどうかと思うが、あの人なりの哲学があるのだろう」「まったく性格の違う二人だが、哲学的な話で盛り上がっている」「大学で哲学を学んだが、結局いまだにわからない」などと使います。

「倫理」と「哲学」の違い!

「倫理」と「哲学」の違い!

「倫理」「哲学」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は無関係とは言えませんが、意味が違いますのでしっかり使い分けていきましょう。

まず「倫理」ですが、これは人として守るべき道、道徳、モラルといった意味になります。

そして「倫理学」の略でもあります。

「倫理学」とは「哲学」の基本的部門であるとされています。

「哲学」とは、世界、人間について知恵、原理を探究する学問のことです。

このように学問という意味合いにおいては「倫理」「哲学」はセットとして覚えておいた方がいいでしょう。

しかし日常会話において使われる「哲学」は、自分自身の経験から得られた基本的な考え、人生観といった意味になります。

まとめますと「倫理は道徳、モラル」「哲学は、経験から得た考え方、人生観」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「倫理」「哲学」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも難しい印象を受ける言葉ですが、それぞれの言葉の意味を覚えておけば、使い分けに迷うこともありません。