「意地悪」と「不親切」の違いとは?分かりやすく解釈

「意地悪」と「不親切」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「意地悪」「不親切」の違いを分かりやすく説明していきます。

「意地悪」とは?

「意地悪」とは?

「意地悪」の意味と使い方について紹介します。

「意地悪」の意味

「意地悪」「いじわる」と読みます。

意味は「わざと人を困らせたり、辛く当たったりすること」「その様な性質の人のこと」になります。

「意地悪」の使い方

「意地悪」は形容動詞で「意地悪だ・であり」と使ったり、副詞として「意地悪く」と使ったり、名詞の修飾語として「意地悪な」と使ったりします。

「意地悪」は文字通り「意地が悪いこと」で、「意地」とは「気立て」「心根」「根性」という意味です。

つまり、「意地悪」はその人の心掛けが悪く、わざと人に対して嫌なことをする性格の人に使われる言葉です。

「意地悪」な人は、自分がどうすれば相手が困るか分ってやりますので、わざとやっていることは確かなのです。

「不親切」とは?

「不親切」とは?

「不親切」の意味と使い方について紹介します。

「不親切」の意味

「不親切」「ふしんせつ」と読みます。

意味は「人を思いやる気持ちがないこと」「その様な性質の人のこと」になります。

「不親切」の使い方

「不親切」は形容動詞で「不親切だ・である」と使ったり、名詞の修飾語として「不親切な」と使ったりします。

「不親切」「親切ではない」という意味で、「親切」とは「相手を思いやる気持ちのこと」という意味です。

「不親切」の場合、「相手を思いやる気持ちがない」「気配りがない」ことですが、自覚はなく、わざとやっているのではない場合が多くなります。

どうすれば人が助かるか、良い気分になるかなどに気付かない、いわゆる「空気の読めない人」を表す言葉です。

「意地悪」と「不親切」の違い!

「意地悪」と「不親切」の違い!

「意地悪」「わざと人を嫌な目に合わせること」です。

「不親切」「人を思いやる気持ちに欠けていること」です。

まとめ

まとめ

今回は「意地悪」「不親切」の違いをお伝えしました。

「意地悪はわざと」であり、「不親切は性格的なもの」と覚えておきましょう。