この記事では、「カレー」と「シチュー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カレー」とは?
「カレー」の意味と概要について紹介します。
「カレー」の意味
「カレー」とは、「肉や野菜などに、様々な香辛料を加えて味付けしたインド発祥の料理のこと」です。
「カレー」の概要
「カレー」はインド発祥の料理と言われていますが、日本の「カレー」はインドにはなく、日本で独自に発展した料理です。
インドでは、肉や魚、野菜などを香辛料やハーブで煮込んだ料理のことを「カレー」と呼び、それがイギリス経由で日本に伝わり、現在の様な黄色いカレーになったのです。
具材も日本の様に定番の「肉・ジャガイモ・玉ねぎ・にんじん」など盛りだくさんではありません。
しかもインドのカレーはサラサラ系です。
日本では日本人の好みに合う様に独自に改良を重ねて、現在の様なカレールウが作られました。
「シチュー」とは?
「シチュー」の意味と概要について紹介します。
「シチュー」の意味
「シチュー」は「肉・魚・魚介類・野菜などを、スープやソースで長時間煮込み、塩などで味付けした料理のこと」という意味です。
「シチュー」の概要
「シチュー」は西洋料理で、16世紀~17世紀頃にフランスで作られる様になった料理です。
肉・魚・魚介類・野菜などを、スープやソース、赤ワインやトマトなどで長時間煮込み、塩やバターなどで味付けしたものを言います。
基本的に「シチュー」は、その家にある肉と食材を煮込んだスープ料理のことで、海外では色が茶色いことが多くなります。
日本でお馴染みの白くてトロリとしたものは「ホワイトシチュー」と呼ばれます。
「カレー」と「シチュー」の違い!
「カレー」は「複数のスパイスを入れて煮込む料理のこと」です。
「シチュー」は「スパイスを使わずに煮込む料理のこと」です。
まとめ
今回は「カレー」と「シチュー」の違いをお伝えしました。
「カレーはスパイス」、「シチューはスパイスなし」と覚えておきましょう。