この記事では、「部品」と「部材」の違いを分かりやすく説明していきます。
「部品」とは?
「部品」の意味と概要について紹介します。
「部品」の意味
「部品」は「ぶひん」と読みます。
意味は「機械や道具の一部を形成しているもののこと」という意味です。
「部品」の概要
「部品」は「部分品」の略であり、ある機械や道具など完成品ととなるものの、一部を形成しているものを言いいます。
「部」は「ものごとを幾つかに分けたうちの一つ」という意味、「品」は「しな」とも読み、「人の生活に何らかの役割を果たす、持ち運びのできる程度の形あるもの」という意味、「部品」で「何かを分けたうちの一つの個体」という意味になります。
主に機械や工具などに使われる言葉で、「パーツ」とも呼ばれ、それがなければ完成品として成り立たず、交換や修理をする時に必要となるもののことです。
「部材」とは?
「部材」の意味と概要について紹介します。
「部材」の意味
「部材」は「ぶざい」と読みます。
意味は「構造物を組み立てている部分のもの」のことです。
「部材」の概要
「部材」は、建築物において骨組みや造りを構成する部分の物のことを言います。
一つの部分や材料ではなく、そのもの自体のことをいい、それ一つでまるごと用途を済ませられるものを言います。
例えば、「鉄筋コンクリート・柱・梁(はり)」などは「構造部材」と呼ばれています。
こちらは主に建築用語として使われるものであり、一般的なビジネスや、日常会話で使われることはあまりありません。
「部品」と「部材」の違い!
「部品」は「主に機械や精密機器などに使い、製品の一部となっている細かい部分的なもののこと」です。
「部材」は「主に土木建築で使い、骨組みや構造などを構成するもののこと」です。
まとめ
今回は「部品」と「部材」の違いをお伝えしました。
「部品は機械のパーツ」、「部材は建築物を構成する部分」と覚えておきましょう。