この記事では、「帰る」と「帰宅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「帰る」とは?
「帰る」の意味と使い方について紹介します。
「帰る」の意味
「帰る」は「かえる」と読みます。
意味は「自分の家や、元々いた場所に戻ること」「今いる場所を離れて去ること」「野球で、走者が本塁を踏んで得点すること」になります。
「帰る」の使い方
「帰る」は、人が移動先から元の場所に戻ることを言います。
その人が元々いた場所で、そこに戻りたいという意思がある時に使われ、必ずしも自分の家とは限りません。
例えば「生まれ故郷に帰る」「ホテルに帰る」「来た道を帰る」など、自宅以外にも使われます。
また、限定的ですが「客が帰る」「帰ってくれ」など、そこに訪ねてきていた人が立ち去るという意味でもつかわれ、この場合も自宅に「帰る」とは限りません。
「帰宅」とは?
「帰宅」の意味と使い方について紹介します。
「帰宅」の意味
「帰宅」は「きたく」と読みます。
意味は「自分の家に戻ること」です。
「帰宅」の使い方
「帰宅」は、自分の家に戻ることを言います。
現在自分がメインに住んでいる場所であり、「実家」や「ホテル」などには使いません。
ビジネスシーンでは、「帰宅」は「退社」と言うのが一般的です。
この場合、仕事が終り会社を出て自分の家に向かうことを表し、家に到着したことかどうかは含まれません。
ただし、電話などで「〇〇は退社致しました」と言うと、「退職」したと誤解される場合も多くあります。
その為に、「〇〇は本日既に退社致しました」と、「今日限定」であることを伝える必要があります。
「帰る」と「帰宅」の違い!
「帰る」は「家など、自分が拠点としている場所に戻ること」です。
「帰宅」は「自分の家に戻ること」です。
まとめ
今回は「帰る」と「帰宅」の違いをお伝えしました。
「帰るは元の場所に戻ること」、「帰宅は自分の家に戻ること」と覚えておきましょう。
