「部材」と「原材料」の違いを分かりやすく解釈

「部材」と「原材料」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「部材」「原材料」の違いを分かりやすく説明していきます。

「部材」とは?

「部材」の意味と使い方について紹介します。

「部材」の意味

「部材」「ぶざい」と読みます。

意味は、「建築用語で、建物の構造を構成する部分のこと」という意味です。

「部材」の使い方

「部材」は、建築で使われる言葉で、その建物の骨組みや構造を構成するある部分の物のことを言います。

形ある物を作る為の材料ではありません。

例えば、建築物において「柱・梁・鉄筋コンクリート」などは、その建物を構造する部分であり、材料ではありません。

上記の様に構造に関わるものを「構造部材」と呼び、「彫刻」「壁面」などは「装飾部材」と呼ばれます。

「原材料」とは?

「原材料」の意味と使い方について紹介します。

「原材料」の意味

「原材料」「げんざいりょう」と読みます。

意味は「ある製品のもとになるもののこと」です。

「原材料」の使い方

「原材料」とは、「原料」「材料」が組合わさった言葉です。

「原料」とは、基本的に加工されて、製品が完成した時に原型が分らなくなっている物のことです。

「材料」は、何かを切ったり貼ったりして製品にしている物のことを言います。

例えば、パンの原料は「小麦」であり、材料は「小麦粉」になります。

但し、全ての物に必ず「原料」「材料」があるという訳ではなく、製品の元となるものの総称として使われる言葉です。

また、「原材料」は建築物だけではなく、あらゆる物、特に石油製品に対して幅広く使われます。

「部材」と「原材料」の違い!

「部材」「建造物を構成している部分品のこと」という意味です。

「原材料」「その製品を作る元になる物質の総称のこと」という意味です。

まとめ

今回は「部材」「原材料」の違いをお伝えしました。

「部材は建築物のどこか一部分」「原材料はものを作る時の元になるもの」と覚えておきましょう。