「広がる」と「拡がる」の違いとは?分かりやすく解釈

「広がる」と「拡がる」の違い言葉・カタカナ語・言語

「広がる」「拡がる」にはどの様な違いがあるのでしょうか。

それぞれの意味と使い方について紹介します。

「広がる」と「拡がる」の違い

「広がる」と「拡がる」の違い

「広がる」「拡がる」には基本的な意味は同じです。

但し、日本語のニュアンスとして使い分けがされています。

広がるの意味と使い方

「広がる」は常用漢字で、「空間的に大きいこと」といニュアンスで使われます。

「視界に海が広がっている」「場所が広がる」「人間関係が広がる」など、測定できない様なものごとに対して使います。

「拡がる」の意味と使い方

「拡がる」の場合、「ひろがる」という読み方は常用漢字にはありません。

意味は「元あるものの規模をより大きくすること」というニュアンスで使われます。

「被害が拡がる」「インフルエンザの感染が拡がる」「事業を拡げる」など、「拡大する」に言い換えができます。

基本的には「広がる」で統一するのが無難

基本的には「広がる」で統一するのが無難

「拡がる」は現在では、学校や公文書では使われず、個人の文章で表現の方法として使われています。

日常的に使う場合には「広がる」で統一するのが無難です。

まとめ

まとめ

「広がる」「拡がる」は、基本的な意味は同じです。

但し、読み方の問題などがあるので、一般的には「広がる」を使えば間違いありません。