「入れ違い」と「行き違い」の違いを分かりやすく解釈

「入れ違い」と「行き違い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「入れ違い」「行き違い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「入れ違い」とは?

「入れ違い」とは、順序が間違って入ること、また一方が出るとかわりに他方が入るといった意味になります。

順序が間違って入ることは「入れ違え」とも言います。

「入れ違い」とは例えばある場所にAが来てBを待っているとします。

しかしBが来ずにAが諦めて帰ってしまいます。

そして帰った後になってBがやって来る、このような状態を「入れ違いになった」と言い表すわけです。

「彼と入れ違いで、彼女がやってきた」「同じ塾だが、君達はいつも入れ違いだから、今日が初対面かな?」などと、使います。

「行き違い」とは?

「行き違い」とは「いきちがい」「ゆきちがい」と二通りの読み方がありますが、どちらも意味は同じです。

人や物が、すれ違い出会わないこと、もしくは意思が通じずに食い違い、誤解が起こることを言います。

どちらの「行き違い」なのか、前後の言葉で判断する必要があります。

「お互いに気をまわし過ぎて、結局行き違いになってしまった」「話合いは行き違いに終わったとのことだ」「お互いの理解に行き違いがあると、こういう悲劇が起こるものだ」などと、使います。

「入れ違い」と「行き違い」の違い!

「入れ違い」「行き違い」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも似たような印象を持ちますが、言葉の意味は違います。

まず「入れ違い」ですが、これは順序が間違って入ること、一方が出ると、他方が入るという意味になります。

何かに「入る」という行為があると覚えておきましょう。

一方の「行き違い」ですが、こちらはすれ違って出会わないこと、食い違いや誤解が起こることという意味になります。

誤解が起こった時には「行き違いがあった」とは言いますが「入れ違いがあった」とは使いません。

「行き違いはすれ違い」と覚えておきますと混同しなくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「入れ違い」「行き違い」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

この二つの言葉は似たような意味合いで混同しやすいとも言えます。

それぞれの意味を正しく理解して使い分けるようにしましょう。