「スパコミ」と「コミケ」の違いとは?分かりやすく解釈

「スパコミ」と「コミケ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「スパコミ」「コミケ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「スパコミ」とは?

「スパコミ」とは?

「スパコミ」とは、「赤ブーブー通信社(有限会社ケイ・コーポレーション)が主催するオールジャンルの同人誌即売会」のことです。

「スパコミ」「スーパーコミックシティの略称」であり、赤ブーブー通信社が開催されるコミックシティのイベントでも特に東京と大阪で開催される大規模なものを指しています。

東京の「スパコミ」は東京ビッグサイトでゴールデンウィーク中に2日にわたり開催され、大阪の「スパコミ関西」は8月に開催されます。

「コミケ」とは?

「コミケ」とは?

「コミケ」とは、「コミックマーケット準備会が主催する日本最大級(世界最大級)の漫画同人誌の展示即売会」のことです。

「コミケ」「コミックマーケットの略称」であり、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で夏(8月)・冬(12月)の年二回開催されています。

「コミケ」は同人誌を中心とした展示即売会ですが、「漫画・アニメ・ゲーム・音楽」などに関連するありとあらゆる作品(二次創作・パロディー含む)やグッズ類を販売しています。

「コミケ」は1975年12月21日に初めて開催されましたが、年々大規模化していて、近年は来場者数が約70万人以上に増えてきています。

「スパコミ」と「コミケ」の違い!

「スパコミ」と「コミケ」の違い!

「スパコミ」「コミケ」の違いを、分かりやすく解説します。

「スパコミ」「コミケ」「大規模な同人誌の展示即売会」という点では共通していますが、「参加人数・出品者数ではコミケのほうがスパコミよりも多い」という違いがあります。

また「スパコミ」「幕張コミックシティ中止事件(1994年)」によって、千葉県の青少年保護条例を理由とした男性向け・成人向けの同人誌の規制強化に走ったため、「コミケ」よりも男性向け同人誌が圧倒的に少ない違いもあります。

その代わり、「スパコミ」のほうが「コミケ」よりも女性向け同人誌の展示販売数(女性の販売サークル数)が多くなっている違いも指摘できます。

さらに「コミケ」は東京ビッグサイト主催ですが、「スパコミ」は東京だけでなく大阪でも「スパコミ関西」が開催されています。

まとめ

まとめ

「スパコミ」「コミケ」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「スパコミ」とは「コミケに次ぐ大規模なオールジャンルの同人誌即売会・東京と大阪で開催され、女性向け同人誌の展示が多い即売会」を意味していて、「コミケ」「オリジナル作品のパロディーや二次創作を中心にした大規模な同人誌即売会・世界最大級のコミックマーケットの略称(年2回開催)」を意味している違いがあります。

「スパコミ」「コミケ」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。