「不定冠詞」と「定冠詞」の違いを分かりやすく解釈

「不定冠詞」と「定冠詞」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「不定冠詞」「定冠詞」の違いを分かりやすく説明していきます。

「不定冠詞」とは?

「不定冠詞」とは、名詞が「特定」でない時につけるもので、英語では「a」もしくは「an」のことを言います。

どのような時に「不定冠詞」をつけるかと言いますと、まず可算名詞であることです。

つまり一つ、二つ、一本、二本…といったように数えることが可能な名詞です。

数えられない名詞とは「水」「空気」といったものです。

これらには絶対に「a」「an」はつかないわけです。

また数えられる名詞で、さらにその名詞が「単数」(一つ)の時は「a」となります。

一つ以上の時は、数がつきますので注意してください。

そして最後にその名詞が「不特定」であることです。

「そのリンゴを一つ」「そのキャンディを一つ」といった言い方の場合「いくつかあるうちの、どれか一つ」ということで、どれでもいいということになります。

このように「特定」していない場合は「不定冠詞」がつくわけです。

「定冠詞」とは?

「定冠詞」とは、名詞が「特定」ということを表します。

英語の場合は「the」のことを言いますが、何か特定された名詞の前につけると覚えておきましょう。

例えば、話す側と、聞く側がお互いにわかっていることに対しては「あの〇〇が~」という言い方をします。

また「あのドアを」「あの服を」などと、言えば、初めて聞く人は何のことかわからないかもしれませんが、会話の中で2回目に出てきた時は何のことか最初の会話ですでにわかっています。

このようにある名詞に対してすでに何のことか「特定」できている時は「a」ではなく「the」をつけるようにします。

また、月や太陽といったように、それは一つしかないとわかっているものも「the」となりますし、楽器は必ず「the」つけます。

これは決まっていることなので、深く考えず暗記しておくといいでしょう。

「不定冠詞」と「定冠詞」の違い!

「不定冠詞」「定冠詞 」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも「冠詞」の種類です。

先ほど、それぞれについて詳しく説明をしていますが、まとめておきますと「不定冠詞は、名詞が不特定であり、数えられる名詞、かつ、それが単数の場合」「定冠詞とは、名詞が特定されている、会話で2回目以降使う時、太陽、月、楽器」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「不定冠詞」「定冠詞」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

最初は何のことかイメージが掴みにくいのですが、沢山の例文を見ていくことで法則を理解していくようにしましょう。