「逆算思考」と「積上げ思考」の違いとは?分かりやすく解釈

「逆算思考」と「積上げ思考」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「逆算思考」「積上げ思考」の違いを分かりやすく説明していきます。

「逆算思考」とは?

「逆算思考」とは?

「逆算思考」とは、何か目標、ゴールなどを先に決め、そこから逆算ですべきことなど計画を立てる、そのような考え方を言います。

例えば「一カ月で〇〇円稼ぐ」「半年後までに〇〇を達成する」といったやり方は「逆算思考」ということになります。

このような方法をとれば、自分が何をすべきか明確になるというメリットはあります。

ですが計画通りに進まなかった時に焦ったり、自分を責めてしまいがちになるというデメリットもあります。

「積上げ思考」とは?

「積上げ思考」とは?

「積上げ思考」とは、毎日できることをコツコツとする、目標を設定せず、できたことが結果だと受け止める、そのような考え方を言います。

例えば習い事、スポーツなどは日々の積み重ねが大事です。

「一年後にプロになる」そのような目標を立てるのは自由ですが、それを実現できる人は限られていることでしょう。

それよりも、日々できることをして、少しずつ前進する、伸ばしていくといった考え方の方が現実的ではないでしょうか。

「逆算思考」と「積上げ思考」の違い!

「逆算思考」と「積上げ思考」の違い!

「逆算思考」「積上げ思考」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つは何か目標を達成する時において、必要とされる思考です。

それぞれ、逆の意味を持っています。

またどちらがいい、悪いといったことではありませんので、自分の気持ち、状態、状況によって選ぶことをおすすめします。

「逆算思考」とは、初めにゴールを設定するという考え方になります。

仕事などにおいては、数字、期限といったものを決めておくことでだらだらと無意味な状況を続けるといったことを避けることができます。

一方の「積上げ思考」は明確な目標を設定しない考え方となります。

病気、怪我の回復、リハビリなどはいつ良くなるかわかりません。

突然、悪くなる可能性もあります。

そのような状況に対しては「逆算思考」のように「一カ月後に完治する」などとするのは難しいのです。

まとめますと「逆算思考はゴールを決めて、計画などを立てる」「積上げ思考は明確な目標、ゴールは設定しない、結果を受け止めて満足する」といった思考になります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「逆算思考」「積上げ思考」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらの思考がいい、悪いということではありません。

状態、状況によってどちらがふさわしいのか選んで行動するようにしましょう。