この記事では、「逆襲」と「復讐」の違いを分かりやすく説明していきます。
「逆襲」とは?
「逆襲」とは、負けている側、責められている側が、逆に相手に攻撃をしかけることを言います。
例えば、自分側が有利であると油断していると、相手から捨て身の攻撃を受けることがあります。
このような攻撃が「逆襲」ということになります。
「奴らが逆襲する可能性もある」「このことが相手に知られたら、逆襲されるだろう」「逆襲に転じる」などと、使います。
「復讐」とは?
「復讐」とは、仇を討つこと、相手に仕返しをすることという意味になります。
例えば、自分が相手に恨まれるようなことをした過去があるとします。
相手がそれを恨みに思い、ある時何かしらの手段、方法を使って、自分を苦しめたり、困らせるような事をしてきたり、社会的立場を失くされるような状態となる、このような事が「復讐」と言われるわけです。
「あいつに絶対復讐してやる」「復讐なんて不毛なことはおやめなさい」「パワハラをしてきた上司だが、いつか誰かに復讐されるのではないかと思っていた」などと、使います。
「逆襲」と「復讐」の違い!
「逆襲」と「復讐」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は似た印象があるかもしれませんが、意味がまったく違う言葉です。
混同しないように、それぞれの意味を正しく覚えてください。
「逆襲」とは、負けている方、攻められている方が逆に攻撃をしかけるといった意味になります。
つまり、弱っている立場にあり、何もできないであろうと思われている人が、強い立場の人へ攻撃をしてくることを言います。
一方の「復讐」とは仇討ち、仕返しといった意味になります。
まず、相手が何か嫌な事や恨まれるような事をしていて、それに対しての恨みや憎しみが「復讐」という行動に駆り立てることがほとんどでしょう。
たまに、勘違いや妄想、妬みといったことから勝手に「復讐心」を燃やす場合もあります。
まとめますと「逆襲とは負けている方が逆に攻撃をしかけること」「復讐とは仇を討つこと仕返しすること」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「逆襲」と「復讐」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して、使い分けるようにしてください。