この記事では、「高過ぎる」と「高い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「高過ぎる」とは?
「高過ぎる」の意味と使い方について紹介します。
「高過ぎる」の意味
「高過ぎる」は「たかすぎる」と読みます。
意味は「数値や度合いが大きくて、通常ではないこと」「数値や度合いが大きすぎて、不都合が生じること」です。
「高過ぎる」の使い方
「高過ぎる」は、あるものの数値や度合いが大きすぎてしまい、普通のレベルから大きくはみ出してしまっていたり、普通に取り扱いが困難な状態になっていることを言います。
基本的に良くない意味に使いますが、「レベルが高過ぎる」など、驚きを含むほめ言葉として使われることもあります。
「過ぎる」は、動詞の連用形、形容動詞の語幹などに付き、「行為・状態が度を越えている」「はなはだしく~である」という意味です。
「高過ぎる」ことにより、自分でどうしようもなくものごとが実現できない時に使われることが多くなります。
「高い」とは?
「高い」の意味と使い方について紹介します。
「高い」の意味
「高い」は「たかい」と読みます。
意味は「ものが基準になるところから、かなり上の位置にある」「広く知れわたっている」「ものごとの程度が一般的な水準よりも上である」「数値や度合いが大きい」「金額が大きい」「『お』を付けて、他人を見下すさま」などの意味があります。
「高い」の使い方
「高い」は、ある基準よりもかなり上にある状態で、他のものと比較した程度のことを言います。
基準となる数値や度合いよりも上にあるということで、特にそれで困難はありません。
「値段が高い」と使う場合、本当に欲しい物や品質の良いものならば、買える範囲であることを表します。
「偏差値が高い」も、一般的に「優秀な人」と言う範囲内で、天才という程ではありません。
「高過ぎる」と「高い」の違い!
「高過ぎる」は「数値や度合いが大きすぎて何らかの不都合が生じること」です。
「高い」は「一般的な水準より大きいと思う状態」です。
まとめ
今回は「高過ぎる」と「高い」の違いをお伝えしました。
「高過ぎるは不都合が生じるレベル」、「高いは平均よりも上のレベル」と覚えておきましょう。