「流し目」と「横目」の違いとは?分かりやすく解釈

「流し目」と「横目」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「流し目」「横目」の違いを分かりやすく説明していきます。

「流し目」とは?

「流し目」とは?

「流し目」とは、顔を向けずに、目だけを動かして横を見ることという意味と、異性に関心がある気持ちが表れた目つき、色目といった意味があります。

異性などに「流し目を使う」と言いますのは、色気を含んだ目つきのこととなります。

「彼の流し目に女性ファンは増える一方だ」「上司に流し目を使って、どういうつもりだ」などと、使います。

「横目」とは?

「横目」とは?

「横目」とは、頭を動かさず視線だけ横を見る、目つきのことを言います。

また「〇〇を横目に」という言い方をした場合は、少し見ただけで無視することという意味になります。

「夫婦喧嘩を横目に、自室へ引き上げた」「横目で彼らの様子を窺っていた」「横目で見るのは気持ち悪いからやめて」などと、使います。

「流し目」と「横目」の違い!

「流し目」と「横目」の違い!

「流し目」「横目」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉はどちらも、頭を動かさず視線だけ横を見る目つきという意味では同義語となります。

ですが、それ以外の意味が違いますので、使い分けるようにしましょう。

「流し目」とは異性に関心のある気持ちを表した目つきのことです。

簡単に言えば、色気を含んだ目で相手を見ることで「流し目を使う」と表現します。

ですが、相手がそのような目線を気持ち悪いと感じることもあります。

そのような場合は「流し目が気持ち悪い」と言われるわけです。

色っぽく見えるのか、気持ち悪く感じさせるのかは、相手によって変わります。

一方「横目」ですが、こちらも「横目遣い」という言葉があります。

これは「流し目」と同義語となります。

ですが「〇〇を横目に」という言い方は、ちらっと見て無視することです。

他に「監視する」といった意味合いもありますので、前後にある言葉からどのような意味なのか判断するようにしましょう。

まとめますと「流し目とは色っぽい目で異性を見る」「横目とはちらっと見て無視する、監視する」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「流し目」「横目」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

共通する意味と、違う意味とがありますので、それぞれの言葉の意味をしっかり覚えるようにしましょう。