この記事では、仮想通貨における「寝ロング」と「寝ショート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「寝ロング」とは?
「寝ロング」とは、ロングポジションを持ったまま寝るという意味になります。
ロングポジションとは、比較的長い目で見る為に購入した仮想通貨のことで、高いレバレッジを掛けていない場合がほとんどです。
仮想通貨の世界では、24時間常に取引が行われており、その価値(レート)の随時変動しています。
その為、寝ている間に大きくそれが動くこともありますが、ロングポジションであれば、例え寝ている数時間の間にそれなりの値動きがあったとしても、それほど大きな影響はないと考えていいでしょう。
「寝ショート」とは?
「寝ショート」は、ショートポジションと呼ばれる、短期決戦用の仮想通貨を持ったまま寝ることです。
少しの値上がりでもすぐに決済してしまうという目的で、高いレバレッジを掛けて購入した仮想通貨は、ショートポジションと呼ばれます。
そのショートポジションでは、3倍や4倍といったレバレッジが使用されることがほとんどなので、寝ている間に値動きがあると、結構な損失となってしまう場合も少なくありません。
その為、「寝ショートほど危険なものはない」などと言われることがあり、仮想通貨における危険な行為の1つとされています。
「寝ロング」と「寝ショート」の違い
「寝ロング」と「寝ショート」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、どちらもポジションを持ったまま(仮想通貨として保有したまま)寝ることの表現になります。
ロングポジションであれば、その間に値下がりがあったとしても、それほどの被害とはならないことが多いものの、高いレバレッジを掛けたショートポジションでそのようなことがあると、時には大変なことになります。
その為、「寝ショート」は、「間違って寝ショートしちゃったけど、落ちてなくてよかったー」のように用いられることが多く、仮想通貨の取引に慣れている人でも、あまりやらない方がいい行為とされています。
まとめ
「寝ロング」と「寝ショート」は、このような違いになります。
共に仮想通貨の取引に慣れてくると使い出す言葉で、このような言葉を知っている人は、それなりに取引経験があると考えていいでしょう。