この記事では、仮想通貨の「ソロマイニング」と「クラウドマイニング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ソロマイニング」とは?
「ソロマイニング」とは、1人で仮想通貨のマイニング(発掘)を行うことです。
仮想通貨には、中央管理組織が存在しない、オープンソースのDAppsによって発行されているものが多くあります。
それらは誰でもマイニングによって入手することができる為、PC1台で、裏で自動的に作業させておくことも可能です。
ただし、そう簡単に発掘できるという訳でもなく、24時間マイニング用のルーチンを走らせておいたとしても、1ヶ月以上も全くの空振りということも多々あります。
また、マイニングは、それなりに高速なPCでないと効率が悪く、例え何台もPCを使用したとしても、個人で行うには厳しい作業だと言えるかも知れません。
「クラウドマイニング」とは?
マイニングは、主にそれが専門の「マイニングファーム」と呼ばれる施設によって行われています。
それらは企業として運営されており、中には1000台以上のコンピュータが使われている施設もあります。
そういった企業では、出資者を募っていることがあり、それに投資することが「クラウドマイニング」になります。
その出資によって、発掘された仮想通貨の一部が受け取れるという仕組みです。
「マイニングファーム」より規模が小さい、出資者が前提の「マイニングプール」という施設(組織)も存在し、そちらへの出資も同様に「クラウドマイニング」と呼んでいいでしょう。
要は自分でマイニングは行わず、出資によって仮想通貨のリターンを得ることです。
「ソロマイニング」と「クラウドマイニング」の違い
「ソロマイニング」と「クラウドマイニング」の違いを、分かりやすく解説します。
「ソロマイニング」は、自分だけで仮想通貨のマイニングを行うことで、「クラウドマイニング」は、誰か(企業や組織)に代わりにやってもらう為に投資することだと考えると分かりやすいでしょう。
よって、「クラウドマイニング」は投資行為の一種になりますが、仮想通貨のマイニングは、思った通りになるものでもない為、必ずしもきちんとしたリターンが得られるという性質でもありません。
まとめ
「ソロマイニング」と「クラウドマイニング」は、このように異なります。
どちらもマイニングが可能な仮想通貨において、取引以外でそれを入手する為に行われるものです。