この記事では、投資における「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インカムゲイン」とは?
「インカムゲイン」とは、投資対象から得られる利息に該当するものを指して使う言葉です。
FXであれば、ポジションとして所持している外貨ごとに設定されている金利がそれに該当します。
FXでは、外貨によっては年率で3%や4%ということも少なくなく、日本で銀行預金をするより遥かに高い利率の「インカムゲイン」が得られますが、その外貨自体のレート変動も絡む為、預金のように確実にそれだけが得られるとは限りません(レートの差額分でマイマスになってしまう可能性がある為です)。
「キャピタルゲイン」とは?
「キャピタルゲイン」は、売買によって得られる利益のことになります。
同じくFXで、1ドルが110円の時に1000ドルを11万円で購入し、115円にレートが上がった時点で売却すると、11万5千円相当になる為、差額で5千円が利益となります(レバレッジは使用しない場合です)。
このような、売買差額による利益狙いが「キャピタルゲイン狙いの投資」と表現され、株式ではこのような利益の出し方しかありませんが、FXでは先の「インカムゲイン狙い」も立派な戦略となっています。
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違い
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いを、分かりやすく解説します。
「インカムゲイン」は、所持しているポジションによる利息のことで、「キャピタルゲイン」は、売買差額による利益のことになります。
FXにおいては、「インカムゲイン」狙いも意外と多く行われており、ニュージーランドドルやオーストラリアドルなどに高い金利が設定されている為、これらは「インカムゲイン」には人気となっている外貨です。
まとめ
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」は、このような違いになります。
この2つの併用でうまく利益を出せている人は、ベテランの部類だと考えていいでしょう。