この記事では、「書籍」と「図書」の違いを分かりやすく説明していきます。
「書籍」とは?
「書籍」の意味と概要について紹介します。
「書籍」の意味
「書籍」は「しょせき」と読みます。
意味は、「文章や絵画などを印刷した紙の束を閉じあわせて表紙を付けたもののこと」「雑誌以外の本」「書物・本・図書」になります。
「書籍」の概要
「書籍」は、辞書に載っている言葉の意味としては「書物」「本」「図書」のことを言います。
つまり、言葉の意味として比較する場合には、これらは同じ意味の言葉です。
但し、日常で使う場合には「書籍」と「図書」は自然に使い分けがされています。
「書籍」とは一般的に、書店で販売されている出版物で、雑誌ではないもののことを言います。
「週刊誌」「月刊誌」「フリーペーパー」などは「書籍」とは言いません。
出版物に記載されている「ISBNコード」があるものを「書籍」と呼んでいるのです。
「図書」とは?
「図書」の意味と概要について紹介します。
「図書」の意味
「図書」は「としょ」と読みます。
意味は「単独で発行され、ある程度の厚みがあり、1人または複数の著者や編集者によってまとめられた、1冊で完結する出版形態のもの」「書物・本・書籍」になります。
「図書」の概要
「図書」も、上記で紹介した通り、言葉の意味としては「書物・本・書籍」と同じです。
但し、「図書」は評価が定まっていることをまとめたもの、知識を得るのに適している本のことを言います。
「教育図書」「推薦図書」などは、学校で教育を補助する為に使われる本のことです。
いわゆ百科事典や全集・体系なども「図書」になります。
「図書」は元々調査や研究の為の資料という意味があることから、教育的なものとして使われる様になったのです。
「書籍」と「図書」の違い!
「書籍」は「雑誌以外の本のこと」です。
「図書」は「教育的な内容の本のこと」です。
まとめ
今回は「書籍」と「図書」の違いをお伝えしました。
「書籍は雑誌以外」、「図書は教育的」と覚えておきましょう。