「普及」と「周知」の違いとは?分かりやすく解釈

「普及」と「周知」の違い言葉・カタカナ語・言語

多くの人が注目し、魅力的なものができると、瞬く間にSNSなどで拡散され、さらに多くの人に知れ渡る時代です。

自分だけが知らなくて、ほとんどの人が既に知っていたときには寂しい気持ちになるでしょう。

そのような多くの人が知っている状況を「普及」していたと言いますか、「周知」していたと言いますか。

この記事では、「普及」「周知」の違いを分かりやすく説明していきます。

「普及」とは?

「普及」とは?

広く行き渡ること、広く行き渡らせることです。

「周知」とは?

「周知」とは?

広く知れ渡っていること、広く知らせることです。

「普及」と「周知」の違い

「普及」と「周知」の違い

「普及」「周知」の違いを、分かりやすく解説します。

「普及」「周知」は、広く行き渡ることという意味では同じですが、何が行き渡っているかが違います。

「普及」は物やサービスが行き渡ることで、「周知」は情報が知れ渡ることです。

たとえば、マスクを付けなければならないことを多くの人が知っているのは「周知」となり、多くの人にマスクが配られていたり、購入して持っていたりすれば「普及」となります。

「普及」の例文

「普及」の例文

「普及」の例文を紹介していきます。

・『私はキャッシュレス決済が普及されても、現金で支払い続けました。』
時代によって「普及」されるものも変わります。

便利でお得でも「普及」されたものを使いこなすことが難しい世代の人もいるでしょう。

・『あなたの学校ではまだタブレット端末が普及されていません。』
子どもたちのために「普及」した方が良いことも、自治体によっては「普及」が遅くなる可能性もあります。

・『彼は社員が自宅でも仕事ができるように、テレワークを普及させました。』
新しく便利なことはすぐに「普及」すると、社員の負担も減り、集中して仕事に取り組めるでしょう。

「周知」の例文

「周知」の例文

「周知」の例文を紹介していきます。

・『私の子どもが重度のアレルギーということを、先生方はご周知ください。』
多くの人に知っておいてほしい重大な情報は、はっきりと伝え、知らされた方も忘れないようにしなければなりません。

漏れなく全ての人に知ってほしいときは、「周知徹底」という言い方もできます。

・『あなたと彼女が付き合っていることは周知の事実です。』
広く知れ渡っていることを、「周知」の事実という言い方をします。

・『彼女は家事も育児もしている女優として周知させました。』
芸能活動している有名人であれば、テレビやSNSなどで簡単に周知させられます。

まとめ

まとめ

「普及」「周知」は広く行き渡ることという意味では同じですが、何が行き渡るかが違います。

「普及」は物やサービスが行き渡るという意味で、「周知」は情報が知れ渡るという意味です。

多くの人に納得してもらい、新しいことを始めたりすることにはとても難しく、勇気が要ります。

しかし、合理的で多くの人が得するような便利なことなら、詳しく知ってもらえるように、「普及」「周知」の両方をやっておくと実現できるでしょう。