「お盆」と「新盆」の違いとは?分かりやすく解釈

「お盆」と「新盆」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「お盆」「新盆」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お盆」とは?

「お盆」とは?

「お盆」の意味と概要について紹介します。

「お盆」の意味

「お盆」「おぼん」と読みます。

意味は「故人の魂が、あの世からこの世に戻ってくる時期のこと」です。

「お盆」の概要

「お盆」は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、ご先祖様や故人の魂が、浄土からこの世に戻ってくる期間のことを言います。

それぞれの家で故人やご先祖様と一緒に過ごす為に、お迎えや供養をする時期です。

「お盆」と言えば、現在では多くの地域で「旧盆(8月13日~15日)」とされています。

これは、元々は7月15日だったのすが、明治時代に暦を国際基準に合わせたことにより、30日遅れになったのです。

当時は日本国民の多くが農業従事者であり、新暦の7月15日は繁忙期であることから、1ヵ月遅らせました。

「新盆」とは?

「新盆」とは?

「新盆」の意味と概要について紹介します。

「新盆」の意味

「新盆」「しんぼん・にいぼん・あらぼん」と読みます。

意味は「新暦の7月にするお盆のこと」「故人が四十九日忌の後に初めて迎えるお盆のこと」です。

「新盆」の概要

「新盆」は、東京の一部や地方などで、新暦である「7月15日~15日」で行われる「お盆」のことを言います。

旧暦の日付が新暦になっても残っている為で、地域により違いがあります。

内容は「旧盆」と変わりませんが、「新盆」は夏休みより前になることから、帰省ができないという点があります。

尚、「故人が四十九日忌の後に初めて迎えるお盆のこと」という意味の場合、「初盆(はつぼん・にいぼん)」と使うことが多くなります。

「お盆」と「新盆」の違い!

「お盆」と「新盆」の違い!

「お盆」「故人の魂が、あの世からこの世に戻ってくる時期で8月13日~15日に行われるもの」です。

「新盆」「お盆の時期で新暦の7月13日~15日に行われるもの」です。

まとめ

まとめ

今回は「お盆」「新盆」の違いをお伝えしました。

「お盆は一般的に8月」「新盆は7月」と覚えておきましょう。