「ドロ」と「ヘドロ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ドロ」と「ヘドロ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ドロ」「ヘドロ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ドロ」とは?

「ドロ」とは?

「ドロ」の意味と概要について紹介します。

「ドロ」の意味

「ドロ」「泥」と書きます。

意味は「土に水が混じって柔らかくなった状態。砂よりも粒子が小さく、川底などに堆積しているもの」です。

「ドロ」の概要

「ドロ」は、土と水が混ざり、緩い状態になったもののことを言います。

「ドロドロ」という言葉は、文字通り「ドロの様にゆるくて柔らかい」という意味です。

「ドロ」は自然の土に水が混ざった状態で、有機物などを含んでいいます。

川底などは泥が溜まり易いのですが、様々な生物が隠れ場所にしたり、エサを探したりする大切な場所になっています。

「ドロ沼」などは、「ドロでできた沼の様にどうしようもなく混乱した状態」を表しています。

「ヘドロ」とは?

「ヘドロ」とは?

「ヘドロ」の意味と概要について紹介します。

「ヘドロ」の意味

「ヘドロ」は、「海岸や河口などの底に堆積したドロのうち、産業廃棄物や生物の死骸などで汚染が進んだもののこと」という意味です。

「ヘドロ」の概要

「ヘドロ」は、「ドロ」の中でも汚染されていて、悪臭がしたり、有害な物質が混ざっているもののことを言います。

工場廃液などにより、ダイオキシンなどの有害物質が含まれていて、微生物などが死骸となって蓄積されたり、川底の植物などが腐敗したりして、ドロドロの上に強い悪臭を放つものもあります。

「ヘドロ」は公害として社会問題になっており、産業廃棄物を出した事業者に対して対処する為の費用が請求された事例もあります。

「ヘドロ」は、日本語であり、「反吐(へど)」「泥(ドロ)」を組み合わせた言葉、「灰泥(はいどろ)」が変化した言葉などと言われています。

「ドロ」と「ヘドロ」の違い!

「ドロ」と「ヘドロ」の違い!

「ドロ」「土に水が混じって柔らかくなった状態」です。

「ヘドロ」「ドロが汚染された状態」です。

まとめ

まとめ

今回は「ドロ」「ヘドロ」の違いをお伝えしました。

「ドロは土と水」「ヘドロは汚染されたドロ」と覚えておきましょう。