この記事では、「文章」と「作文」の違いを分かりやすく説明していきます。
「文章」とは?
「文章」の意味と使い方について紹介します。
「文章」の意味
「文章」は「ぶんしょう」と読みます。
意味は「文を連ねて、言いたいことや思ったことを言葉で表現したもの」「文法的に、文が集まってまとまった意味となるもの」のことです。
「文章」の使い方
「文章」は、文を幾つか連ねることで、ある内容を表したもののことを言います。
基本的に句点で区切られた単位の文が複数連なり、それぞれが関連する内容であり、全体としてまとまった内容となっている状態に使われます。
成り立ちとしては、「単語」が集まって「文節」になり、「文節」が集まって「文」になり、「文」が集まって「段落」になり、「段落」が集まって「文章」になります。
つまり、「文章」は言葉の単位として最も大きく、単行本では最初から最後までが「文章」と言なります。
「作文」とは?
「作文」の意味と使い方について紹介します。
「作文」の意味
「作文」は「さくぶん」と読みます。
意味は「文章を書き起こすこと」「国語教育で、生徒に文章を書かせる授業内容のこと」「内容の薄い文章のこと」です。
「作文」の使い方
「作文」は、人が何かしら言いたいことがあり、それを文章として表したもののことを言います。
言いたいことを文字で表すものであり、内容は何であっても「自分で文字を起こした文章」は全て「作文」と言います。
例えば、自分が実際に体験したことや、何かについて思ったことなどを書き表すこともあります。
「読書感想文」などは学校で使われる「作文」の代表的なものです。
「作文」は、発想は自由ですが、相手に伝わる様に読み易さが重視されます。
「文章」と「作文」の違い!
「文章」は「文を連ねて、まとまった内容を表したもの」です。
「作文」は「自分で文章を書き起こすこと」です。
まとめ
今回は「文章」と「作文」の違いをお伝えしました。
「文章はまとまった内容」、「作文は文章を書くこと」と覚えておきましょう。