この記事では、「愚痴」と「相談」の違いを分かりやすく説明していきます。
「愚痴」とは?
「愚痴」の意味と使い方について紹介します。
「愚痴」の意味
「愚痴」は「ぐち」と読みます。
意味は、「言っても仕方がない、埒があかないことを言って嘆くこと」「仏教語で、心が愚かで道理を知らないこと」です。
「愚痴」の使い方
「愚痴」は、何か嫌なことがあったり、納得できないことがあった時に、「自分は正しい」と主張したくて、人に対して嘆くことを言います。
ミスをした時の良い訳や、相手の態度や自分の環境などに対して文句を言うとき使います。
人に言ったからと言って状況が変わる訳ではありませんが、自分の言いたいことを言って気持ちがスッキリする効果があります。
「愚」は「おろか」とも読み、「ばかげたこと」「自分をへりくだって言う言葉」という意味、「痴」は「知恵の足りないこと」という意味、「愚痴」で「知恵が足りず愚かなこと」という意味です。
「相談」とは?
「相談」の意味と使い方について紹介します。
「相談」の意味
「相談」は「そうだん」と読みます。
意味は「問題の解決のために相手と話し合ったり、意見を聞いたりすること」です。
「相談」の使い方
「相談」は、問題を解決する為に自分はどうすれば良いのかという悩みを人に話して、出来ればアドバイスを求めたいと思うことを言います。
現状を良くしたいと思う気持ちがあり、その為に悪い点があれば直し、良い点があれば伸ばしていきたいと思う前向きな行動を表します。
「相」は「相手」という意味、「談」は「話しをする」という意味、「相談」で「相手と話しをする」という意味です。
「愚痴」と「相談」の違い!
「愚痴」は「言っても仕方がない、埒があかないことを言って嘆くこと」です。
「相談」は「問題の解決のために相手と話し合ったり、意見を聞いたりすること」です。
まとめ
今回は「愚痴」と「相談」の違いをお伝えしました。
「愚痴は文句を聞いて貰うだけ」、「相談は建設的」と覚えておきましょう。