この記事では、「長生き」と「長寿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「長生き」とは?
「長生き」の意味と使い方について紹介します。
「長生き」の意味
「長生き」は「ながいき」と読みます。
意味は、「長い間この世に生命を受けて存在すること」です。
「長生き」の使い方
「長生き」は、この世に生まれてから長い年月が経っていることを言います。
言葉自体に良い意味・悪い意味はなく、単純に「長く生きていること」を表す言葉です。
良い意味で使う場合、高齢者に「健康で長生きして下さい」と声を掛ける時に使います。
悪い意味で使う場合、「長生きはしたくない」など、長く生きることに価値を見いだせないというニュアンスで使います。
「長寿」とは?
「長寿」の意味と使い方について紹介します。
「長寿」の意味
「長寿」は「ちょうじゅ」と読みます。
意味は「高齢になってもめでたく生きていること」「ものごとが長く続くこと」です。
「長寿」の使い方
「長寿」には以下の2つの意味があります。
1つ目は、「高齢者が長く生きていることに対して、おめでたいという意味を持つ言葉」です。
「寿」は、「ことぶき」とも読み、縁起の良い言葉で「めでたいこと」「お祝いの意味」「よろこび」「長生き」という意味、「長寿」で「めでたく長生きすること」という意味です。
ただ長生きしているだけではなく、おめでたいなど、高齢者に対して尊敬する意味で使われる言葉で、直接声を掛ける時には「ご長寿」と言います。
2つ目は「ものごとが特に長く続いているありさま」という意味で、「長寿番組」などと使われます。
「長生き」との違いは、「長寿」には「めでたい」という良い意味が入ることです。
「長生き」と「長寿」の違い!
「長生き」は「単純に長い間生きていることを表す言葉」です。
「長寿」は「長生きをしていることがめでたいという意味を表す言葉」です。
まとめ
今回は「長生き」と「長寿」の違いをお伝えしました。
「長生きは単なる事実」、「長寿はおめでたい意味を含む」と覚えておきましょう。