「お駄賃」と「お小遣い」の違いとは?分かりやすく解釈

「お駄賃」と「お小遣い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「お駄賃」「お小遣い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お駄賃」とは?

「お駄賃」とは?

駄賃を上品にしたいい方です。

駄賃には、簡単な用事などをしたことに対して与えられる金品という意味があります。

簡単な用事とは、たとえばコンビニで飲み物を買ってくる、手紙をポストに投函してくる、回覧板を届けてくるといったものです。

子供でもできそうな簡単な用事をいいます。

そういった用事に対して、何か報酬を与えることがあります。

その報酬を指す言葉です。

金品は金銭と品物のことなので、報酬としてもらえるものが金銭の場合もあれば、品物の場合もあります。

この報酬をもらうために、自ら進んで用事を引き受ける人もいます。

「お駄賃が欲しいから○○をやらせろ」というのです。

また、本人はやりたくないのに用事を言いつけられてしまうこともあります。

この言葉は、何もせずにもらえる金品のことではありません。

用事をしたことに対して与えられるもので、用事をしていない人に対しては与えられません。

「お駄賃」の使い方

簡単な用事をしたことに対して与えれる金品のことを、上品にしていうときに使用をします。

目上のものから目下のものに対して要求することは、ほとんどありません。

「お小遣い」とは?

「お小遣い」とは?

生活をするために必要な金銭とは別の、趣味や娯楽などのための使う金銭のことです。

それを上品にしていう言葉です。

この金銭は、誰かからもらったり、自分で稼いだりして手に入れます。

働くことができない子供の場合、親からもらうことが一般的です。

祖父母の家に遊びに行ったときに、祖父母がくれることもあります。

大人の場合だと、自分で稼いだ金銭の一部を生活費とは別にして、この金銭にあてる場合があります。

その額はさまざまです。

数百円のこともあれば、数万円のこともあります。

趣味の読書のための書籍を購入する、釣りのために使用する、映画を鑑賞するなど、使い方は人によってさまざまです。

また、大人の場合はこの金銭から仕事がある日の昼食代を出す場合があります。

少しでも節約をするために、ファストフードなど安い昼食で済ませる人もいるようです。

「お小遣い」の使い方

生活費とは別の趣味や娯楽などに使用する金銭のことを、上品にいう場合に使用をします。

額に関係なく使うことができます。

「お駄賃」と「お小遣い」の違い

「お駄賃」と「お小遣い」の違い

前者は、頼まれた用事を行って、それに対して与えられるものです。

生活費に使うのか、趣味に使うのか、貯金をするのかなど、用途は意味に含まれていません。

後者は、生活費とは別の金銭のことです。

タダでもらえることもあれば、自分で稼ぐこともあります。

「お駄賃」の例文

「お駄賃」の例文

・『お駄賃をもらう』
・『お駄賃を要求する』
・『多少のお駄賃をもらえた』

「お小遣い」の例文

「お小遣い」の例文

・『お小遣いでゲームを買う』
・『お小遣いを貯金している』
・『おばあちゃんからお小遣いをもらった』

まとめ

まとめ

2つの言葉は、どのようにしてそれを手に入れるのか、何に使うのかといった点で違いがあります。