この記事では、「落雷」と「稲妻」の違いを分かりやすく説明していきます。
「落雷」とは?
「落雷」とは、雷が落ちることを言います。
また「落雷」という言葉は夏の季語となります。
「落雷」による人身防護としては、雷警報が出ている時は外に出ないというものが一番確実であるとされています。
「稲妻」とは?
「稲妻」とは、雷雲の間、あるいは雷雲と地面との間に起こる放電現象によって光るものを言います。
簡単に言うならば「落雷」の前にぴかっと光る現象、火花のことです。
またそれとは別に動きが素早い例えにも「稲妻」という言葉は使います。
例えば「稲妻のように閃いた」などと言うのは後者の意味となります。
他に「稲妻走り」という言葉もありますが、これは「稲妻」のように速く走るという意味です。
「落雷」と「稲妻」の違い!
「落雷」と「稲妻」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「雷(かみなり)」に関する言葉という共通点があります。
ですがそれぞれ意味が違いますので、混同しないように気をつけてください。
まず「落雷」という言葉ですが、これは漢字の通り「雷が落ちること」という意味です。
「落雷」とはそれ以外の意味はなく、夏の季語としても使います。
「落雷事故」と言いますのは、雷が落ちることで物が壊れたり、人が亡くなったり、電気が使えなくなったりということをまとめて言います。
人が「落雷」を予知することは難しく、基本的に雷警報が出ている時は屋外に出ないというのが身を守る一番の方法となります。
「稲妻」とは、放電現象により閃く火花のことを言います。
またそれとは別に、動きが素早いことを例えて「稲妻」と表現することもあります。
まとめますと「落雷とは雷が落ちること、夏の季語」「稲妻とは、雷雲の間起こる放電現象により閃く火花、動きが素早い例え」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「落雷」と「稲妻」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
この二つは別の意味を持っていますのでそれぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けてください。