この記事では、「無口」と「無言」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無口」とは?
「無口」の意味と使い方について紹介します。
「無口」の意味
「無口」は「むくち」と読みます。
意味は「口数の少ないこと」「普段からおしゃべりではないこと」です。
「無口」の使い方
「無口」は、普段からあまり喋らない人ことを言います。
特に機嫌が悪いわけではなく、普通の状態でもあまり人と話さない性格のことを言います。
但し、人によっては仕事が終ったり、お酒が入ったりするとよくしゃべる様になることもあります。
内向的で人と話すのが苦手であったり、地方の方言があったり、人に興味を持たなかったりなど理由は様々ですが、口数が少ないだけで仕事上はきちんとコミュニケーションが取れていることが多くなります。
また、「無口」な人は口が堅いことから、周囲の人から信頼されることもあります。
「無言」とは?
「無言」の意味と使い方について紹介します。
「無言」の意味
「無言」は「むごん」と読みます。
意味は「言葉を発しないこと」「仏教の修業で無言の行の略」になります。
「無言」の使い方
「無言」は、一般的に使う場合には「言葉を発しない状態」のことを言います。
その時の状況や心理状態によりその様になるもので、普段はちゃんと話していたり、どちらかと言えばおしゃべりの人が、何らかの理由があって何も言わない時に使われます。
「無言電話」は、相手に嫌がらせをするなどの目的で、相手が電話に出ると言葉を発しない行為のことです。
また、驚いたり悲しんだりして感情のコントロールができなくなると、考えがまとまらずに「無言状態」になる人もいます。
「無口」と「無言」の違い!
「無口」は「普段からおしゃべりではない性格のこと」です。「無言」は「何らかの事情により言葉を発しない状態のこと」です。
まとめ
今回は「無口」と「無言」の違いをお伝えしました。
「無口は性格」、「無言は状態」と覚えておきましょう。