この記事では、「戦闘」と「格闘」の違いを分かりやすく説明していきます。
「戦闘」とは?
「戦闘」の意味と使い方について紹介します。
「戦闘」の意味
「戦闘」は「せんとう」と読みます。
意味は「軍隊を組織して兵力を使い、敵に対し攻撃・防御などの行動を取ること」です。
「戦闘」の使い方
「戦闘」は、元々は国や地域として組織を作り、敵に対して武力行使をすることを言います。
具体的には銃や剣、大砲や戦車など、軍事力を用いた争いごとに使われる言葉です。
相手の生命を脅かし、時には国や組織の存亡をかけて戦う時の表現で、大勢の命が失われることもあります。
一方で、「戦闘モード」など、スポーツやゲーム、或いはここ一番という大場面など、何かに対して挑戦する時に使われることもあります。
「格闘」とは?
「格闘」の意味と使い方について紹介します。
「格闘」の意味
「格闘」は「かくとう」と読みます。
意味は「組み合ってたたかうこと」「困難な物事に一生懸命に取り組むこと」です。
「格闘」の使い方
「格闘」は、相手と組み合って戦うことを言います。
基本的に素手かナイフなどアナログな武器を持ち、近距離で戦うことを言います。
「格」は「組み合う」という意味があり、「格闘」で「取っ組み合い」という意味です。
「戦闘」が組織や軍隊だど、集団で戦うことに使われますが、「格闘」は1対1で戦う時に使われることが多く、人の命を奪う目的ではなく、単純に勝敗を決める時の表現です。
また、非常に難しいものごとに取り組んでいる様子に対して「格闘している」と使うこともあります。
「格闘技」は、素手で戦う競技のことを言います。
「戦闘」と「格闘」の違い!
「戦闘」は「敵に対して軍事行為をすること」です。
「格闘」は「組み合ってたたかうこと」です。
まとめ
今回は「戦闘」と「格闘」の違いをお伝えしました。
「戦闘は武力を使う」、「格闘は取っ組み合い」と覚えておきましょう。